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コンテンツ消費の今

あんたも日常的にチャットコミュニケーションを使っているかい?

システム屋としてはTeamsやらSlackやらで仕事の遣り取りをするのが日常的になってきている。
メールだと、どうしても自分宛ての情報だってことが埋もれがちだってのもあるけれど、電話ほど相手の時間を拘束せず、かつメールほどリアルタイムでのやり取りがしにくいってのもないから、必然っちゃー必然な動きだと思うんだよな。

プライベートでもLINEとかInstagramとかでやり取りしているヒトは多いと思う。
俺はInstagramやってないけれど。

そんな中で、スタジオジブリがこんなTweetを出してきてくれたらしい。

いや、「だまれ」が汎用性高いかはおいておいて、コンテンツの二次利用ってのが新しい形を模索している感じがしたんだよな。

こないだちょびっと書いた通り、ジブリ最新作は過去コンテンツのオマージュにあふれていたと思うんだ。

今回は過去のコンテンツを掘り起こすってことについて考えてみる回だ。

ちっと過去のコンテンツとの向き合い方ってやつを考えてみようぜ。

コンテンツ供給側からの視点

まずはコンテンツの掘り起こしってキーワードから思いつくのは「なんでそのコンテンツを再供給させたいのか」って言う作り側の視点だよな。

まあ普通に考えればそのコンテンツを流通させる事によって利益を得たいってことになる。

ただ、このやり方が効果的になっているのは今のコンテンツ消費の形が影響している気もするんだよな。

一昔前であれば、過去コンテンツの消費の仕方ってテレビでの再放送とかレンタルビデオでの再視聴みたいな感じが主流だったと思う。

この場合コンテンツ作成者へのお金の流れとしては、テレビ再放送は一発コッキリである程度の金額がドンと流れてくる。
レンタルビデオは継続的にお金が流れてくるはずだけれど、何しろレンタルビデオ屋に消費者が物理的に足を運ばないとならないので消費量も限定的だ。

生活圏内にレンタルビデオ屋が無いなんてヒトもいただろうしね。

立てて加えて、コンテンツの再流通の方法がテレビとレンタルビデオしか無かったからコンテンツ提供側からはマーケティングの手段がほとんど無かったってわけだ。

コンテンツ消費者側からの視点

で、時代は流転し続けた。

ネットと言う環境、SNSという環境を得た俺たちは、物理的な行動を伴うことなくコンテンツを消費できるようになってきている。

PrimeVideoやらNetfrixやらhuluやらの配信サービスもそうだし、なんならYou Tubeやニコニコ動画もそうだけれど、俺たちは家から一歩も出ないでコンテンツを消費できる環境を手に入れている。

コンテンツを消費する障壁がめちゃくちゃ下がっているんだよな。

そうなってくると、俺みたいなオッサンは新しいコンテンツをあさりに行くのか?って考えてみる。

いやぁ。確かに話題になっているコンテンツは拾いに行くと思うよ。
SPY-Familyなんて話題になってなきゃ見ようとしてないと思うし。
※現時点でも原作マンガを読もうとしていない

コンテンツ流通障壁が低くなった結果、俺は過去作品とか過去作品のリメイクみたいなのを見る機会が増えている気がするんだよね。

個々人の意識の中のコンテンツ

こいつはなぜなのか?

要するにそのコンテンツがどれだけ個々人の意識の中にあるかってことなんだよな。

さっき書いた一昔前であれば、個々人の意識にコンテンツを蘇させる方法は限定的だった。

でも今はネットとSNSで個人が触れるコンテンツへの入口は増えている。

スタジオジブリが新作映画を引っ提げて勝負をかけているタイミングでSNSを利用して無料利用が可能な画像をばらまいたってのは、この個々人の意識を刺激するって意味で、めちゃくちゃ効果的だと思うんだよな。

だって、君たちはどう生きるかでのもののけ姫のセルフオマージュはエグいくらいだったしね。

なあ、あんたはどう思う?

俺たちは過去のコンテンツとどう向き合っていくことで楽しみを得られるんだろうな?

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