マインクラフトの戦略
あんたはゲームを楽しんでいたりするかい?
今どきはゲーム機じゃなくて携帯電話やタブレットでゲームをするなんてのが主流に食い込んできているよな。
オッサンともなると、まとまった時間をゲームに突っ込むことがなかなかに難しいってのもあって、PlayStationみたいな据え置きのゲーム機のゲームはなかなか出来ないんだよな。
それこそドラクエだのFinalFantasyなんてRPGに無尽蔵に時間を突っ込む意欲があった頃が懐かしいぜ。
スキマ時間の5分とかにちょちょっと遊べるようなゲームはやったりするけれどね。
そう言えば、マイクラも最近やってないなぁ。
いや、めちゃくちゃオモロイゲームだとは思うんだけれどね。
そんな中、こんなニュースが俺の低めのアンテナに引っかかってきたんだ。
おうおう、Xbox360オンラインストア閉鎖して、サブスクリプションサービスの方に注力するってか。
旧機種のことは置き去りってことかいね?
ってか、ハードウェアとしてのXbox360は生産中止になってたんだ。知らんかった。
今回は今後のゲームがどうなっていくのかを想像する回だ。
ちっと、これからの娯楽の形をイメージしてみようぜ。
マインクラフトというゲーム
今の俺の中で最も中毒性があるゲームって言っても過言ではないと思う。
想像力を発揮したり、ネットで調べたりしながらいろんなものを作る。
資源を集め(マインして)作る(クラフトする)ゲームだよな。
ここnoteでも数多くのマインクラフトに関する記事を見かける。
みんな自分なりの楽しみ方をしている感じが素晴らしい。
ところで、このマインクラフト。
ゲーム本体やアドオンについてサブスクリプションと言うサービス形態を利用しないと言っているんだよな。
いわゆるオンラインサーバであるrealmについてはサーバ利用料と言う形で月額料金を取ることはあっても、ゲーム自体は買い切り形式なわけだ。
このサブスクリプション全盛の現代において、どうしてその戦略をとっているんだろう?
マーケットプレイスと言う市場
なんとなくだけれども、お金を落とす大人がゲームに時間を割く事が出来にくいって言う冒頭に俺が書いたことが関係する気がするんだよな。
ゲームをやってもやらなくても月額料金がかかるってなると、そこにお金を落とすって判断をする大人は少なくなる気がする。
実際俺も、Nintendo Switchのサブスクリプションも使おうと思えない。
Nintendo Switchのハードが故障したらサブスクリプションの解約も面倒くさい感じがするしね。
なので、マインクラフトは買い切り問いうスタイルを主軸に置くことで、「いつでも戻ってきてね。新しい世界観をドンドコ作っておくからさ」と言うスタンスなんじゃないかと思うわけだ。
で、その新しい世界観と言うところでMojang社と言う1企業で作るってことをしない仕組みがある。マーケットプレイスだね。
マインクラフトってゲームをいわばOSとして見立てて、いろんなことをサードパーティ(なんなら個人)にまかせて、そっちに収益をまわすことでゲームの世界観を有機的に発展させる事が出来るようにしているわけだ。
これさ。
マインクラフトと言う圧倒的な市場力があるから出来ることだってのはわかるけれど、その市場力を維持するために作り上げた仕組みとしては、結構えげつないくらいの戦略性を感じないかい?
ハードウェアに依存しない環境
もう一個Mojang社のスゲーと思うのが、マインクラフトと言うゲームをマルチプラットフォームにすることを徹底していることだと思う。
最初のハードウェアにパソコンを選んだってのもなかなかにスゴイよな。
冒頭のXbox360だって結局はパソコンにハードウェアを寄せてきたってことだもんな。
パソコンってのは、色んな使い方をされるから、一定期間ごとに買い替えをする必要があるものだ。
その都度、ゲームを買い替える必要があるとまずいからライセンスそのものはクラウドでの管理にしていて、そこには追加料金はかからない。
なおかつ、Androidだとかの携帯デバイスにするときは追加の買い切り料金が発生する。
で、そのマルチプラットフォームで同じ世界を使いたいってなったら、Realmsでサーバ利用料だけいただくことで、自分の作り上げた世界をいろんなデバイスで遊びつつ、他のヒトと世界を共有する事もできる。
なんか戦略の塊だな。マインクラフト。
なあ、あんたはどう思う?
サブスクリプション全盛の中で、あえて買い切りと言う戦略を取るってのはどんな意味があると思う?
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