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若者が仕事を選ぶってこと

あんたは圧迫面接なんて言葉で表されるような面接を受けたことがあるかい?

この人手不足が叫ばれている世界観において、圧迫面接をするという理由にはどんな物があるんだろう?

シンプルに面接官のヒトの人格が様々な理由によって毀損されてしまっているケースもあるだろうし、会社の組織としての方針に従ってやられているケースもあるだろう。

ただ、面接官の人格が毀損されてしまった理由が会社の働く環境にある場合は、そもそもその会社で働くことはあまり多くの幸せを生み出さない可能性が高いし、会社の組織方針で圧迫面接するってのは、「そう言うストレスに対応できる人材」を求めているわけだから、やっぱり幸せになりにくい気がする。

今回は若者が会社を選ぶときに何を考えたら良いのかってことを、今という時代に合わせてオッサンが考えてみる回だ。

ちっと、今の世界で「働き始める」ってことを考えてみようぜ。

仕事をするという経験

学生時代にまるっきりバイトをしないで過ごすってことは結構レアなんじゃないかと思ってたんだよ。

でも、そんな数字を追っかけたことなんて、そういえばなかったので軽く調べてみた。

このサイトによると約15%くらいのヒトは学生時代にバイトを経験していないらしい。

ほほう。結構でかい数字だと思ったんだけれど、あんたはどう感じる?

ものがバイトだとしても仕事を「任される」って経験をしているのとしていないのでは、実際にすでに働いているヒトたちがどんなことを感じながら仕事をしているかなんて、想像できないんじゃないかって思ったりするのよ。

そうだとするとこの15%のヒトは、どうやれば「この会社は自分が働きやすい会社だ」って判断できるんだろう?

俺自身がそうだったから、反省を込めて書くけれど、給与だとか年間休日数とかっていう処遇だけを見て会社を選んじまってないかね?

仕事リアルに想像する難しさ

いや、ぶっちゃけね?

会社に入ってする仕事とアルバイトでしてきた仕事ってのに似たポイントを抽出することそのものが難しいことだと思うのよ。

なんつっても、会社に入って仕事をしたことがないという前提だとすれば、会社の仕事のエッセンスなんてわかりっこないじゃん。

ってのが俺の新卒時代の状況だった。
もちろんOB訪問とかで生の声を聞く機会はあったんだけれど、それで得られる情報ってめちゃくちゃ少ないのよ。

結果として給与だとかの処遇だけ見て会社を決めることになる。

これじゃさ。
「楽しく仕事できるか」っていう最重要ポイントを判断できないよな。

ネットを活用して仕事を想像する

でも、時代は進んで、ネット上で「仕事」に対する情報を得る方法は増えてきている。

なんかこんな本、前話題になったよな。

うむ。子どもたちに「仕事」に興味を持たせるためには良いのかもしれない。

で、まあこう言う書籍で調べるのも大切かも知んないけれど、せっかくSNSがあるんだからさ。

自分がやろうとしている仕事ってのがどんな感じでやられているのかって、直接聞いちまってもいい環境が出来ているってことなんだよな。

あんたが若者なら、俺みたいなオッサン捕まえて話聞かせてくれって言えば、まあまあ普通に答えるしね。

あんたが俺と同じオッサンなら、やっぱ知っている若者から何か聞かれたら答えるだろ?

そのためにも、学生時代から社会で働いているヒトとなんかしらでつながっとくことは損は無いと思うんだよな。

例えば、俺に「システムエンジニアになりたい」って若者がいて、そのヒトに「なんでシステムエンジニアになりたいの?」って俺が聞く。
それに対して「プログラム組みたいから」って言ってきたら、「多分プログラムはほとんど組ませてもらえないことが多いから、入る会社をちゃんと吟味しような」って答えると思う。
※同じ会社でも部署によってプログラムの仕事を出来たり出来なかったりする。

それ以外にも「自分がどんなふうに仕事を楽しめるのか」ってのを経験者の感覚を参考に考えてみるってのは価値がでかいと思うんだよ。

場合によったら会社に就職するよりは、起業したほうがあってるってこともあるかもしれないしね。

最初から起業しないでも、起業するために会社に就職するって目的を持っていれば、会社選びの基準も違うようになるってのが道理だもんな。

なあ、あんたはどう思う?

俺たちは流動的な就業環境に対応するために、個人のつながりによって良い影響を引き出すことが出来る様になると思うかい?

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