国語力を伸ばさんと!
あんたの家でも子供が休校で家にいる日々が続いているかい?
我が家の息子の通う小学校(世田谷区)ではとりあえず5月中は休校で、週に一回だけ課題を取りに行くスタイルになっている。
で、まあまあな量の課題をこなす日々を送っているわけだが、前にも書いたけれども、最大の難関は国語や日本語だ。
漢字の書き取りとかは、単純に覚えれば良いんだけれど、文章を読んで、その内容を理解するってのがものすごく難しいんだよ。
普段、俺たちが何気なく読んでいる文章を読んで、その意味をさらに文章にするってのがなかなか出来ない。
今回は日本語を学習するってことについて、改めて考えてみる回だ。
そもそも、俺たちはきちんと国語を学習してきたんだっけって思っちまうかもしれないけれど、付き合ってくれよな。
低下している「国語力」
国際学習到達度調査って15歳の子どもたちを対象にした調査があるらしい。
そいつによると、日本人の読解力は2015年の調査時に79カ国中8位だったのが2018年調査時には15位に順位を落としているらしい。
まあ、良い順位とは言えないってくらいには落ちているってことだね。
で、まあ、思うじゃん?15位ならいいんじゃねぇ?ってさ。
でも、この事実を聞いて同じ様に思えるかい?
国立情報学研究所が中心となって開発した、基本的読解力を測定する「リーディングスキルテスト(RST)」ってやつがある。
代ゼミとかで受けることが出来るんだね。
で、その問題にこんなのがある。
以下の文を読みなさい。
Alexは男性にも女性にも使われる名前で、女性の名Alexandraの愛称であるが、男性の名Alexanderの愛称でもある。
この文脈において、以下の文中の空欄にあてはまる最も適当なものを選択肢のうちから1つ選びなさい。
Alexandraの愛称は( )である。
1. Alex 2. Alexander 3. 男性 4. 女性
答え分かるかい?もちろん1.Alexだよな。
ところがだよ。
中学生235名がこの問題に挑戦した結果は、正解率はたったの37.9%って結果だったっつーんだよ。
学年別では、1年生が23.5%、2年生が30.6%、3年生が51.4%だ。
おいおい、大丈夫か子どもたちよ。
試しに我が家の期待の星の小学3年生にもやってもらった。
俺「答えは何?」
息子「2」
くはぁ~マジか。マジなのか。
最近だとゲームとかでテキストを読む機会はそれなりにあると思っていたんだけれど、文章の意味を全く理解しないでやっているってことだな。
くそ~。
なんで国語力が落ちてんのか
ぶっちゃけ、この国語力の低下はなんで起きているのか?
色んな意見があるらしいが、その一つに俺にグサッとささった意見があった。
「親子の会話が減っている」
グハぁ!マジか。
たしかにさ、俺たちがガキンチョの頃なんて、おんなじ居間でおんなじテレビ番組を見て、それについてあーだこーだしゃべってたし、なんなら祖父母にも絵本やらマンガやら読んでもらってた記憶がある。
なんか、小学生になる前に、ドラえもん読み聞かせてもらって寝た記憶がうっすらあるんだよな。
確かにさ、妻は赤ん坊の頃から息子に話しかけまくっていたけれど、気がつくと俺は無口に過ごしていることが多かったかもしれない。
しまったね。反省だね。
親子の会話を増やす
とは言ってもだよ。
実際問題、子供との会話を増やすってどうやれば良いんだっけ?
どうも、父親からなにか話をするってなると、なんかキチンと聞かなきゃって思うのか、ちっとばかり緊張する我が息子。
あれか?波平か?俺は。
つまりはそうか。子供の遊んでいるところで話しかければ良いのか?
例えば、今ドハマリしているのがドラゴンクエストビルダーズ2なんだよね。
マイクラもどきのこのゲーム。
コイツについて面白おかしく話せば良いのかね?
俺「こんなん作ったら?」
息子「え~めんどくさい」
見事なまでの会話ぶった切り。
ううむ、親子会話の修行の道は険しそうだ。
なあ、あんたはどう思う?
子どもたちの国語力。
このままだとやばいと思わないかい?
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