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これからの社会人に求められる価値

あんたの強みってなんだと思う?

俺たちオッサンは日々自分の価値ってやつと向き合いながら仕事をこなしている。

自分の価値ってやつを使ってなにかを生み出すってのは社会で生き残るために避けては通れないよな。
ところが、自分の価値って、割と相対的でいつでも揺るがない何かってわけじゃないから、オッサンになっても日々自分の価値ってなんだっけと自分自身に問いかけ続けなきゃいけない。

今回は今の俺自身の価値ってやつを振り返ってみようってあがきの回だ。

ちっとばかり、オッサンの自分探しに付き合ってくれよな。
#キモいって言うな

社会人としての価値

まあ、俺も社会人の一人なので、社会人としての価値提供をしているってのはあると思うんだ。

でも、社会人としての価値ってなんなのか?
改めて聞かれるとすんなり答えられない自分がいたんだよ。

そこで、ちっと調べてみると学生と社会人の違いって観点でうまいこと説明してくれているサイトがあった。

まあ、なんでも情報がある世界ってのは、ある意味恐ろしくもあるけれど、もはや情報は個人の中で蓄積されるものではなくて、いかにシェアされるかって状況なんだから、積極的に情報を流通させないと時代についていくなんてこと出来っこないもんな。

で、このサイトで地味に「そうだよなぁ」って思わせてもらえる表現があったんだよ。

あなたがもし「高く評価されたい」と思うなら、適切な評価基準なるものを提示してもらい、それに合わせて行動するのではなく、ターゲットとする人や組織が本質的に求めている曖昧で主観的な価値の核心を考え、それを継続的に提供し、彼らの心をとにかく大きく動かす、と考えた方がうまくいくでしょう。
出典:上記サイト

社会人にとって、「正解」がある問は極稀なんだよな。
その上で、「価値」ってなんなのかって疑問に対する一つの答えがコレだと思うんだよ。

満足に至るプロセス

正解がない以上は「いかに満足してもらうか」ってのが価値になる。
その満足ってのは非常に曖昧で、価値を提供してもらう本人ですらなにをもって満足するかってことがわかっていないのが普通だもんな。

つまり俺の社会人としての価値はなんですか?という問に対する答えは「俺がどれだけ満足にいたるための物語を提供できているか」ってことに答えることで得られると思ったわけだ。

俺たちシステム屋はシステムをこさえて提供することで満足してもらうって職業だ。
そして、その満足はどこで作り込まれているのか?
プログラムを作っているときか?
設計作業をしているときか?
要件を取りまとめているときか?

きっと答えはこれだ。
そのシステムを提案しているときだ。

このシステムを使えばこんなふうにあなた方の仕事はうまくいくようになりますということをお客様に伝えて、その「物語」が受け入れられた時、俺たちの仕事が発生する。

つまり俺たちは「物語」を具体化するって価値を提供しているってわけだ。

満足する「物語」に必要なもの

んじゃあ、その満足に至るための物語に必要なものってなんなのか?

これはどんな仕事であってもおんなじだと思うんだよな。

つまり「課題」だ。

仕事ってのは誰かの困っていることを何とかすることで成り立っている。
弁当屋さんは俺たちが「腹が減っている」っていう「課題」をクリアする手段として弁当を提供してくれているし、マンガ家さんは俺たちの「ワクワクしたい」っていう「課題」をクリアするためにマンガを書いてくれている。

高度成長期には、その「課題」ってやつがだいたい同じってヒトが多かった。
というか、同じ「課題」があるってことをCMで思わされていたってのが正しいかもしれないね。

ところが、インターネットの出現によってこの「課題」ってやつが非常にわかりにくくなってきている

インターネットは俺たちが求めているものを極限にまで細分化してきている。
インターネット以前の世界では、みんなで同じテレビ番組をみて、おなじものについて語る事ができていたけれど、You Tubeで同じ動画を見ているヒトと語り合うシーンってほとんどないもんな。

となると、これからの社会人の価値はなにから生まれるのかって問に対する答えが見えてくるよな。

つまり「いかに課題を見つけるか」ってのがこれからの社会人に求められる資質なのかもしれないね。

なあ、あんたはどう思う?

俺たちはこれからも価値を提供し続けるためには何をすればいいと思う?

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