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世の中に俺が求められていること

あんたはあんたを必要としている人がどこにいるのかって知っているかい?

俺は残念ながらよくわかっていない。普通に仕事をしていれば役割を与えられることはあるから、それを必要とされているって解釈もあるかもしれない。
それは俺のスキルというか実績に対して期待値がある程度積み上がっている結果としての「必要とされている」って状態だな。

何年も仕事を続けていれば「仕事を続けている」ってだけで期待値が高まっていくことがある。
ただ、それは俺自身を求められているのだろうか?

今日は、ちっとだけ自分の棚卸しをしてみようと思う。

俺という男がどういう人間なのか?詰まるところはそういうことを考える話だな。

まず、俺はバリバリの左脳思考タイプだ。直感よりも理屈で物を考えるタイプってやつだな。

多くの人が直感ですばやく判断できる部分を、一つ一つ筋道を立てて考える分、判断が遅くなることがある。ただ、その分失敗の確率は少なくなる。
で、理屈が先行するので、他の人の判断が理屈を伴っていないと、その判断に従って動くことにすごく大きな抵抗を感じる。

「なんでそう考えたの?」とストレートに質問を投げることもある。

相手が理屈ではなく直感で判断しているときは、その問に対する回答は基本的にない。直感だからな。

となると、そんな困る質問を投げかけてくるやつは面倒って感覚が生じる。なるほど、俺はそんなんで扱いに困られているって側面があるわけだな。

逆に、技術的な解決方法とか理屈で整理したいときには割と重宝されている気がする。

Oracleで性能を出したいんだけど、SQLのチューニングちょっと見てみてくれる?とかデータのダンプを取りたいんだけれど、できるだけ短時間で行いたいので、方法考えてくれる?とか。

こう書き出していると、俺はブレーン・ストーミングには向かないタイプの人間なのかもしれないな。
そのかわり、テーマを与えられた上で、時間を使って計画を練るのは得意なのかもしれない。

で、こんな俺はどういうところで必要とされるのか?

やっぱり難しい話だ。組織の中の細分化されたタスクの中では俺というスキルを使うこともできるかもしれないが、俺単体で世の中に求められる「サービス」ってやつを思いつけていない。

んなこと言ってないで、とりあえず誰かに奉仕してみろってあんたは言うかもしれないな。
いや、実際そうなんだと思う。

あんたは何に困っている?

俺があんたの手伝いをしてみてもいいかい?

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