芸能人というビジネスモデルのプレッシャー
あんたも嵐の活動休止会見のニュースを見たかい?
俺もニュースのチラ見くらいなんだが、見てみた。なかなかに嵐という「チーム」の姿が垣間見れた気がする。
noteでも「 #嵐の思い出 」のタグで記事を募集していることだし、ちょっとあの会見のことを考えてみよう。
今日も、ちっと付き合ってくれよな。
まずは、嵐の活動休止に対して上げられている動画はコレだ。
なんというか、きちんとしているってのが俺の印象だ。
嵐というチームが解散することによって、大野さんを含め全てのメンバーの生活は激変することになる。
それでも、その激変を理由に大野さんの思いを止めることはなかった。
なぜか?
そこにあるのは、お互いへの信頼が為せる技のように思えてならない。
俺たちのようなB2Bの仕事をメインにしているやつにとっては、芸能人っていう人が感じているプレッシャーってやつは想像の世界にしか無い。
なにしろB2Bのしごとはステークホルダーってのがきちんと定められる。
ってか定めて無いと失敗する。
だが、嵐のような日本全国に知られ、そして愛され続けることが「仕事」の人はステークホルダーなんて設定できない。
ファンのターゲットみたいなゆるいものは設定できても、「この人」って絞り込みはできないビジネスモデルだ。
その前提で活動中止の理由のきっかけである大野さんの「一度何事にも縛られず、自由な生活をしてみたい」というコメントが有る。
芸能人っていうビジネスモデルは人を特定できない。
つまり、それは「どこかの誰か」っていう何者かもわからない人に対してパフォーマンスを発揮する義務を背負っているってことなんだよな。
その義務をチームとして嵐はまっとうしようと宣言した。
2020年が終わるとき、彼らの義務は結実するのか?
その時をしっかりとみていこうじゃないか。
今は大野さんに「何事にも縛られない生活」が訪れることを切に願う。
そして、その生活で「誰かのために」働くことができたら……最高じゃないか?
俺たちも、働こう。
俺たちを必要としてくれる人のために。
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