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ユメヲカタチニ

あんたは、乙武洋匡という人物をしっているかい?五体不満足でブレイクした人と言えば、まあ伝わるかな。

五体不満足(完全版)

で、乙武洋匡が最近何をやっているかというと、これだ。

そう、義足の開発に携わっているっていうんだ。
具体的には、義足の開発のモニターになりつつその義足の開発の広告塔として活動しているってわけだ。

で、そこにオンラインサロンが今年に入って2万人を超えたことでちょっとニュースになった西野亮廣さんがニシノコンサルというAmebaTVの番組でアドバイスをしたそうだ。

クラウドファンディングで資金調達したらどうかっていうのがその骨子。

まあ、西野さんと言えばクラウドファンディングと言ってもいいくらいだから、そのアドバイスはそうなるよなぁって感じに思うやつも多いかと思うが、乙武さんとしては、目からウロコだったらしい。

でも、そこに一つの逡巡が生まれる。

おめー義足で金儲け考えてんじゃねえよ、ボケ!」って思われるんじゃないかってな。

ぶっちゃけ、俺としては金儲け上等。義足で金儲けが成り立ったらそれはそれだけで社会貢献そのものじゃないかと思うんだけどな。

なんつっても、義足で金儲けできるとなりゃ、参画する企業が増える。そうなれば、競争原理が働くからコストカットが進む。
そうなれば、安く義足が手に入るようになり、より多くの人が「歩く」ことができるようになるってスンポーだ

で、乙武さんはクラウドファンディングを立ち上げて、早々に1,000万円という目標金額を達成してしまった

これは乙武さんという人格と義足で歩くという夢のストーリーが多くの人に受け入れられたことを意味する。
このストーリーは乙武洋匡という人格なくしては成り立たない。

実は義足で歩くことは車椅子に比べてものすごくハードルが高いそうだ。普通の人の感覚で言えば、両手を後ろに縛られた状態でバランスボールに乗るような危うさってことらしい。
コレは怖い!

それでも乙武洋匡が歩くということには意味がある。
それは、歩くというアタリマエをアタリマエじゃない人々が手に入れる可能性を感じさせるからだ。

それを人は「夢」という。

乙武さんはクラウドファンディングという方法で「夢」を見える化してくれたってわけだな。

で、俺たちは何で夢を見える化出来るのか?

あんたの夢はなんだい?

俺の夢はなんなんだろう?

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