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10年後の自分に説教されてみよう

あんたは今、自分が若者だったとしたら何をしたいとか考えることあるかい?

基本的にはこう言う考え方って実に無駄なもんだとは思う。
なぜって?
人生で一番若いのは今この瞬間なんだから、その瞬間を活用しないでどうするよ?って話だもんな。

なので、この手の疑問と言うか質問と言うかはこう言い換えるのが妥当って話になってくる。

「10年後の自分は今の自分に何を言いたいだろう?」ってね。

今回は10年後の自分ってやつを想像して、その自分に今の自分を説教してもらおうって回だ。

まあ、ちっとした妄想遊びよ。
付き合ってくれよな。

10年後の世界を想像する

今から10年後2032年だな。
その時の世界がどんな姿になっているのかってことからだよな。

仮に経済的に今の均衡財政が政府によって取り続けられているとすると、防衛費の比率で中国とは何十倍との開きが出来ちまっていると思う。
そうなってくると普通に尖閣諸島の実効支配はされてしまうだろうし、その前に物理的な戦闘行為ってのが日本の自衛隊と中華人民軍の間で発生してしまうかもしれない。

その状況が発生してしまったら、日本での経済活動ってのが著しくカントリーリスクを伴うことになるので、外資企業の撤退も進んでしまうだろう。

つまり国内での経済は今よりも相当冷え込んでいるって状況になるはずだ。

仮にその状況になった時にヒトはどう動くのか?
おそらくは衣食住に対して、コストの最小化を目指すのでデフレ圧力は今の比じゃない状況だろう。
代わりに軍需産業は活気づくかもしれない。
もしかしたら食いつなぐためだけに自衛隊への応募者が増えるかもしれない。

多分経済的な基盤が弱くなるので、外国から食料を輸入しにくくなるだろうから、もしかしたら農業を国内で拡大するための企業体が増えるかもしれない。

10年後の自分の状態

そんな中で、俺は10年後に還暦を迎えることになる。
おそらく仕事を続けたとしても収入が激減する状況になっている。

そして、息子はおそらく大学に通っている最中だと思う。

つまり10年後の俺が一番困っているのはこの経済面での困窮になると思うわけだ。

仮に尖閣有事に伴う非常に偏りの強い形での好景気ってのが来たとしても、個人でその流れを掴まないことには、生きていくってことそのものの難易度が高まっていることだろう。

その難局を超えるために必要なものはなにか?
おそらくはヒトとの協力関係だと思うんだよな。

今という世界が資本主義という前提のもと、各々の専門性を高めることによって生産性を上げてきたって事実がある。
餅は餅屋ってやつだな。
ところが、この経済での結びつきの前提には平和って状態が必要になる。
尖閣有事に伴い、その経済基盤が脅かされてしまった時に、俺たちは貨幣というヒトを結びつける神話を失うことになってしまう。

貨幣の代わりに俺たちヒトを結びつけるための新しい神話が必要になるってわけだ。

10年後の俺はその神話がなんだって感じているんだろうな?

10年後の神話

おそらくは日本という国の国力という意味では今この瞬間で何らかの手を打っていなければ衰退するのは火を見るより明らかってやつだ。

この国力が弱まる環境で最も力を持つものはなにか?

ヒトとのつながり。
しかも諸外国のヒトとのつながりの意味がどんどんデカくなると思う。

日本には言葉の壁ってでかいやつがあったわけだけれども、日進月歩の技術発展はその壁の高さを相当低くするだろう。
ポケトーク的なサービスが携帯電話に直接実装されて、普通に電話のような音声会話をほぼリアルタイムに翻訳してくれる状況はできると思う。

だとすればだよ。

10年後の俺は今の俺にこう言うんじゃないか?

世界中にオモロイと思われる活動をしとけってさ。

このnoteでの発信だって、どうやったら英語圏のヒトやフランス語圏のヒト、果てはインド語、インドネシア語のヒトたちに読んでもらえるのか?
その工夫を考えろって言うかもしれないな。

なあ、あんたはどう思う?

10年後のあんたはあんたに何を説教してくれると思う?

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