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俺たちが投資する先

あんたも日々ネット上のサービスを使っているかい?

スマホでの検索を含めて考えると、俺たちがネット上のサービスを利用しない日ってのはないくらいの勢いだよな。

なんなら、このnoteだってネット上のサービスだ。そう言う意味では俺は確実に毎日ネット上のサービスを利用させてもらっている。

ホンの数十年前には想像もしないようなことだよな。

そして、数十年前どころか、数年前にも想像ができなかったことが今は起きているじゃんか。
ウクライナね。

まあ、俺のアンテナが低いってのもあるけれど、リアルな戦争が俺たちの生活にダイレクトに影響してくるってあんたは思えてたか?

なに?ダイレクトな影響ってなんだって?

電気代やら食料やらなんもかんも値上がりしてるべ?

そして、俺たちが毎日使っているネット上のサービスも電気を始めとして、すげえ消費をしているわけだ。

今回はネット上のサービスが消費しているものを眺める回だ。

間接的って言い方が良いのか微妙だけれど、俺たちが享受しているサービスが消費しているものを眺めておこうぜ。

今話題のChatGPT

今何かと話題に登っているChatGPTってあるじゃんか。

https://chat.openai.com/

あれも、ネット上のサービスの一つだよな。

で、ChatGPTについてもいろいろな資源を使うことになっているってニュースがあったんだよ。

なんかタイトルから物騒な感じだけれども、なんでもChatGPTに一つの問いかけをするだけで500mlの水を消費するってことらしい。
よく理屈は分からんけれど、冷やすのに使う水の量ってことみたい。

そいつは実にエグい量だ。

日本は比較的水資源に恵まれている土地柄だけれども、地震を始めとする自然災害が多いので本質的にサーバセンターを置くのには向いていない。

しかも夏とか尋常じゃなく暑くなるから冷房効率も実に悪い。

そして、そこに来て世界的な電力価格の高騰が重なる。

電力消費の必然性

前にもデータセンターが抱えている電気の問題ってのを書いてみたんだよな。

こんだけね?

めちゃくちゃ電気料金ってやつについて問題にされているって現状があるわけじゃない。

その上でだよ。
俺たちは、ネット上の実に多くのサービスを利用し続けている。

ChatGPTだけじゃない。
googleだってそうだ。
俺たちは情報ってものを手に入れる方法として、そう言うサービスを使わなきゃ生きていくことそのものが難しいって世界観で生きているわけだよな。

ぶっちゃけ、ChatGPTは今の段階ではあまり必要としているサービスじゃないかもしれない。
結構、得られる結果が怪しいサービスだもんな。今のところ。

でも、その結果に価値を見出すことが出来るやつらも結構いるわけだ。
ジャンルを絞れば、たしかに価値を生み出す事があるもんな。
プログラミングだとか、論文だとかある意味で定形性みたいなところを求められるジャンルでは成果を生み出しやすい感じも確かにする。

そこに電力を突っ込むってことを俺たちヒトは許せるのか?って話だな。

AIとヒトとどっちに電力を突っ込むのか

いや、ぶっちゃけね。

AIとヒト。
どっちに電力とか水とかをぶっこんだほうが、ヒトが幸せになれるのかって話じゃんか。

電力も水もね。
物理的に制限のある資源じゃん。

で、その制限のある資源を俺たちヒトは貨幣という虚構を持ってやり取りしている。
ん?なんで貨幣が虚構なんだって?

だって、貨幣ってものが今現在なんかの実態を持っているって何を持って言えるんだ?
金本位制はニクソン・ショックをもって終わっちまってるんだぞ。
金という限りある資源に裏打ちされていた金本位制という貨幣形態が終わったことによって貨幣は「価値」という概念だけで構成される存在になった。
つまり事実上の存在上限が無くなっているってこった。

それに対して、電気も水も物理的な制約を持っている資源なわけだ。

そう考えるとさ、有限な資源である電気やら水やらをだ。
俺たちは貨幣という虚構によって無限に生み出される何かでやり取りしているってわけだ。

地味に怖い話だよな。

じゃあさ。
本質的にはその限りある資源ってやつをだよ。
どこに突っ込むのかって話じゃんか。

AIを始めとした情報か?
俺たちヒトが生み出す物理的な何かか?

なあ、あんたはどう思う?

俺たちは何に投資していくことで俺たちの幸せを手に入れられるんだ?

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