見出し画像

在宅勤務における目標共有の必要性

在宅勤務が通常のワークスタイルになるとして、どんな課題があるのかってことを考えてみるってのを前にやってみたんだけれど、解決方法まで考えつかなかったんだよね。

結局の所、リモートで仕事をやるときに俺たちが抱えている最大の課題は「直感的に仕事相手を信頼できない」ってことだってのが上のnoteでの結論だった。

で、この課題をなんとかしなきゃ俺たちはいけないはずだよな。

今回はこの課題について、もうちっと深堀りして考えてみようって回だ。

ちっとばかり、あんたの頭も使ってみてくれよな。

仕事相手を信頼できない状態

仕事としての結果は出していても、仕事相手のことを信頼できないって状況はどんなことを巻き起こしてしまうのか?

こいつは、結果を残しているのにも関わらず、仕事上の評価を得られないって状況を引き起こす。
成果主義での評価は割と数字をベースにするようなところもあると思うんだけれど、それだけじゃないと思うじゃんか?

例えばそのヒトの仕事に対する取り組み方がチームとしての雰囲気を向上させていて、全体としての生産性を上げているってこともある。
そいつは、あんたも仕事をしている中で、感じることだと思うんだよね。

で、その作り出した「雰囲気」ってやつは何気にそのヒトに対する人物評に直結するようなところがあると思うんだ。
それは上司の評価ってだけじゃなくて、一緒に仕事をしている仕事仲間から得る評価だったり、お客様から受ける評価だったりする。

この雰囲気が与える「信頼」。
そいつがリモートワークでは失われてしまうのかもしれない。
そう思うんだよね。

想像してみてくれよ?
いつも元気いっぱいで「よーしやりましょう!」って感じで働いてくれる、あんたの隣の田中さん(仮名)の声をリモートワークでは聞くことが出来ないってわけだ。
こいつは結構な問題だと思うじゃん?

雰囲気を共有するために必要なことを考えてみる

雰囲気が大切なのがそのとおりだとして、一体全体俺たちはこの雰囲気を何から感じ取っているのだろうか?

相手の声のトーンだったり、価値観を共有しているって感覚だったり、色々ありそうだよな。

この価値観の共有ってキーワードは何気に深いものが潜んでいそうだね。

「一緒に目的に向かってます感」ってのが相手を信頼するために必要な要素の一つだとは思うからね。

じゃあ、この価値観を共有するために、俺たちは何をすれば良いのかって話だよな。
カイゼン活動的な発想で考えていくと、多分必要なのは「長期目標」とその長期目標に向かっていくための「短期目標」ってことになる気がするよな。

特に「短期目標」を共有するってことは、実際に手を動かして働くメンバーにとっては、手軽に達成感を得られるし、その短期目標に対して仕事仲間が活動している内容を共有することで、「一緒に目的に向かってます感」も演出できそうだもんな。

短期目標を共有する方法

短期目標を共有するためには、まず短期目標を洗い出すための仕組みが必要だよな。
多分だけれども、チームリーダーの役割ってのは中長期の目標をチームメンバーと共有したり、立案したりするってのが役割だと思うけれど、短期目標を立案、共有する役割ってのはチームメンバーが自律的に行えないといけないと思うんだよね。

で、この自律的に短期目標を立案するってことに対して、メンバーが持って置かなければならないスキルって何なのか?
きっと、それって課題の細分化スキル何じゃないかな?

リーダーの示した中長期の目標に対して、それを達成するための短期目標に分解していくスキル。

で、こっからがリモートワークへの対応ってことになると思うんだけれど、その分解された短期目標を以下にして共有するかってのがキモだと思うんだよね。

一つ考えられるのが朝会によるチーム内での短期目標と目標に対する進捗状況の共有ってのがあると思うんだよね。

オンライン会議でお互いの声を聞き合うってタイミングを持つことで、ノンバーバルな情報を共有出来るし、短期目標のを共有することで「一緒に目的に向かってます感」も感じることが出来そうじゃんか。

もちろんSlackとかを活用して、短期目標をリアルタイムに共有できればなお良いとは思うけれどね。

リモートワークが常態化するとして、俺たち現場は常にこう言うカイゼン活動を意識していく必要があると思うんだよ。

なあ、あんたはどう思う?

俺たちは俺たちの仕事をカイゼン出来ると思えるかい?

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?