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リモートワークでの人間関係

あんたは日々の仕事の中で日本語以外の言語を使うことがあるかい?

ごく最近になって、普通に英語を仕事で使うことが増えてきているんだけれども、その中で強く感じたことがあるんだよね。

それは仕事仲間と雑談できないってことの弊害だ。

ぶっちゃけ、俺の英語力はほぼないに等しい。TOEICだって400点台しか摂ったこと無いもんよ。

なので、チャットベースでGoogle翻訳を駆使しながらやり取りするわけだけれども、そうなると絶望的に雑談ってのができない状況になるわけだ。

改めてやり取りしてみて思ったんだけれども、雑談がない状態で仕事上の信頼関係を作るのってめちゃくちゃ難しいんだよな。

今回は雑談の力について考えてみる回だ。

ちっと、俺らのコミュニケーションについて見つめ直してみようぜ。

リモートワークでの人間関係

在宅勤務がメインで働いていると、仕事仲間との人間関係ってのを作っていくのが実に難しいって感じることないかい?

もちろん、あんたが在宅勤務とは無縁の仕事の場合はそんなこと考えることもないと思うんだけれど、向こう側にいるヒトが名前と画像という「記号」でしか捉えられない状態なんだよ。

間違いなく血肉の通った仲間がネット回線の向こう側にいるのはわかる。
理解は出来るが認識できないようなむずがゆさ。

そんな感覚があるんだよ。

そう言う状態だと、ホントに仕事のためのコミュニケーションに終止してしまう事になりがちだ。

で、これがまた悪循環。
仕事の歯車としてしか仕事仲間を認識できなくなる。
そうすると些細な仕事のミスだとか、自分の意図しない行動をされたときに今まで以上に不満感が出てきちまう。
きっと俺がミスしたり想定外の動きをしたときの相手の感情も同じだと思う。

これを在宅勤務になる前の俺たちは無意識のうちに雑談を経由して相手のヒトトナリを理解していたと思うんだよ。

意図的な雑談

で、在宅勤務を言い訳にして仕事仲間をパーツの様に捉えていくってのはあんまり健全じゃないから、やっぱり意図的に雑談をしていくってのが大切になってくると思う。

だってホントにさ。
リモートワークでのコミュニケーションって文字ベースでのやり取りがメインになってくるから、ほんとに「雑談する場」みたいなものを用意しとかないと雑談をするきっかけすら作れないんだよな。

そして、意図的に雑談しようとすると結構愕然となることがある。

オモロイことしゃべる能力ってめちゃくちゃ特殊能力だって事実だ。

いや、プロの芸人さんみたいなレベルを求めてじゃないにしても、ちょっとした笑いをリモートでのコミュニケーションで引き出すのってむずくね?

雑談なんだから思ったことしゃべればいいんだけれども、リモートだとどうしても相手の時間を奪うって感覚が強いから短いフレーズでオモロイを引き出さなけりゃならない。

そうなってくると、例えば夕会みたいな日の終りの締めくくりに簡単に話す場とかまでに「今日なんかオモロイことなかったかな?」とかネタ探しをする自分がいる。

雑談ムズ!

他言語での雑談

で、冒頭書いた通り日本語以外の言語での雑談ともなると実に絶望的だ。

そもそも相手の国の文化を理解できていないことが多いから、何を持ってオモロイと思うかを想像できないところがある。

そうなってくると、「香坂さんは仕事の指示をチクチクやってくるヒト」ってなっちゃう。
こいつはマズイ。

今やり取りしているのはフィリピンのヒトが多いんだけれども、やっぱフィリピンの人気者くらい抑えておいたほうが良いんだろうなぁ。

マニー・パッキャオさんとかか?ボクシングの。

いやぁ、マニー・パッキャオさんって強いですよね。

Well, Manny Pacquiao is strong.

……しまった話題が広げられない。

そもそもどんなオモロイことが世界にあるのかを拾いきれてないから話が薄っぺらになっちまうんだよな。

なあ、あんたはどう思う?

リモートワークでヒトとの関係が変わりながら世界との垣根が低くなる世界観で俺たちはどうやってコミュニケーションをしていけば良いんだろうな?

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