見出し画像

女性のキャリア

あんたも自分の仕事上でのキャリアってのを考えることがあるかい?

俺の場合は、PMPだとかITコーディネーターとかの資格は取っているものの、会社の中でいわゆる出世コースからは逸脱した立場にある。

これは俺が実に組織論ってやつに弱かったのと、組織を引っ張っていくって言うストレスに耐えきれなかったとかの複合的な要因だとは思う。
まあ、有り体に言えば組織の上の立場になるってのに向いてなかったんだよな。

今の俺としてはその出世コースから外れた自分ってのを結構気に入っている部分もある。

何しろ、若い優秀なやつらがメキメキと頭角を現していく様子を特等席で見られるってのは約得だとも思う。

で、そんな周りがドンドコ優秀になっていく様子を見ながら改めて思うわけだ。

女性が仕事で成り上がっていくのってスゲーハードルが高いよなって。

今回は女性が抱えているハードルについて考えてみる回だ。

ちっとこの今の社会が抱えている課題の一つについて考えてみようぜ。

結婚によって背負わされるハードル

まず最初に俺の立場ってのを共有しときたいんだが、俺はいわゆるフェミニストって言う立場にはなれてないと思う。

性別ってものすげーでかい主語で何かを語ることが出来るほど、俺は世の中のことをわかっちゃいない。

それでも、現実的に性別によって社会が「常識」を持っているって現実もあるとは感じている。

だから今回はあえて「女性」って言う巨大な主語を使わせてもらうぜ。

まず現実として女性は結婚というライフステージを迎えると、実に煩雑な事務作業をこなすことになるのが大多数だと思う。

夫婦別姓制度ってのも議論はされているけれど、子どもが生まれることを想定すると結構な課題がある話だとも思う。
で、多数が女性側の姓が変わるって選択をするってのが現状だと思う。

その姓の変更にともなって、めちゃくちゃ煩雑な届け出作業が発生する。

銀行に会社に役所の各種手続きの煩雑さって言ったら、見ただけで心が折れそうになるやつだ。
何しろ名前が変わるんだから、世の中が自分を認識している根っこの情報を全部とっかえひっかえするってことだもんな。

これ一つとっても女性は結構なハードルを背負っていることになると思う。

出産・育児によって背負わされるハードル

さらに出産や育児によるハードルってのもある。

物理的に出産は女性にしか出来ないので、こればっかしは女性に担ってもらうしかないんだけれど、ぶっちゃけ出産をするとなると、一定期間は仕事をすることが出来ない。

当然会社組織としては、そのことを前提に仕事を組むから、どうしたって男性に仕事を任せるって風潮が出てくる。

いつ何時出産という会社には直接的な利益をもたらさない仕事に女性の労働力を持ってかれるのかわかんないしね。

※間接的にはめちゃくちゃ利益をもたらす可能性を含んでいるけれど、あくまで間接的なんだよな

結果として女性はシンプルに仕事の作業量としてキャリアを積み上げる事が出来ないわけだ。
女性が出産をするということはたとえ独身女性であっても、可能性として会社という組織は考えておくことを求められているものだと思う。

女性が出世するための仕組み

そんなハードルがあるのは物理的に避けようがないので、女性のキャリアアップにはある程度の下駄を履かせる必要がある。

女性の幹部社員や経営者を増やすってのが社会的に求められているからね。

本当に優秀な女性ってのは確かにいる。
ベースの能力からして、俺の目から見ると「天才だなあのヒト」って女性は結構いる。

でも彼女らがさっき言ったようなハードルを抱えさせられているってのは現実なわけだ。

そのため、その天才性を会社という組織は活用することにためらいが出てしまう。

それでも社会的には女性が「社会進出」することを求めている。
※この言葉は俺としては違和感があるんだけれどあえてな。だって主婦のヒトだって社会の一員だろうがよって思うから。

なので、女性の出世についてはある程度は意図的な色眼鏡ってのをつける必要が出てくるわけだ。

たださ。
これ女性側から見ても気持ちのいいものじゃないじゃんか。

シンプルに「私の仕事の結果を見て!」って言いたくなるやつじゃんか。

なあ、あんたはどう思う?

この物理的な制約のもと、俺たちはどうやって仕事をこなしていけば良いんだろうな?

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?