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子どものボキャブラリーを増やす

あんたも子育てに悪戦苦闘しているかい?

当たり前っちゃ~当たり前なんだけれども、今の子どもたちが生きている世界と俺たちがガキンチョの頃の世界じゃまるきり姿が違うし、かと言って今全く同じ世界に生きていたとしても、積み上げた経験の違いがあるから、同じ様に感じることも出来ない。

なので、俺の目から見るとなんでそんなんやってんの?ってことがいっぱい出てくる。

きっと逆もしかりなんだろうなぁって思って息子に質問をしてみる。

「お父さんのやっていることで何でそんな事やっているのかわからないことあるか?」

「なんでnoteでいっぱい書いているのかわからない」

なんという身も蓋もない。

とは言え、正解のない問に言語化された回答をするってのは結構良いことな気がする。

今回は言語化という行為が成長過程でどんな影響を出すのかってことを想像してみる回だ。

あれよ?
専門家でもなんでも無いから、「そう思うこともあるよね~」くらいで付き合ってくれよな。

子どもは感情のカタマリ

今更思うのが、子どもってのは実に感情が湧き出やすい。

遊びたい。
楽しいもの見たい。
ぼーっとしたい。
あのクソボケ野郎。
宿題めんどくさい。
勉強のときは静かにして。

実に感覚の赴くままに体全身を使って、表現してくる。

残念ながらボキャブラリーが実に貧弱なので、実はもっといろんなことを感じ取っているのかもしれないけれども、その感情を共有することは実に難しい。
同じ世代なら、なんとなく同じ土俵で考えられるってのもあるのかもしれないけども、さっきも書いた通り、経験しているものがぜんぜん違うので、想像してあげることも難しいもんな。

なので、お父さんにもわかるように言葉にしてもらう必要があるんだけれども、ボキャブラリーを増やすには結構なハードルがあるよな。

ボキャブラリーを増やす工夫

で、一朝一夕に行く話じゃないってのはそうだとして、ボキャブラリーを増やすための工夫ってのはどんなんがあるんだろうな?

なんか無いかね?と思ってネットで調べてみるとこんなんが引っかかってきた。

なんでもボキャブラリーを増やすには言葉を「仕入」してから「保持」して「出荷」することが必要なんだそうだ。

なるほどね。

「仕入」の方法としては、読書だったり動画だったり調べてみるという行為だったりするんだそうだ。

そこで我が息子を眺めてみる。
動画は見まくっているけれども、読書と調べるってことは、あんまやっていないな。

で、思ったんだけれども、息子は俺がガキンチョの頃に比べると全然マンガを読まない。
KOBOとかで電子書籍になってるから見にくいってのはあるのかもしれないけれど、数少ない紙の本のマンガも読まない。

絵本とか図鑑とかは読むんだよ。
ハムスターの飼い方とか。

で、考えてみたら息子の手元で読めるマンガって基本的に俺の好みのマンガしかない。
小学生に銀河英雄伝説のコミック読んで楽しめってのはたしかに無理があるよな。

でもうしおととらみたいな少年マンガもあるんだけれどな。

……あ、そうか。
普通にhuluでアニメで見れちゃうからマンガなんて読まんでも済んじゃうんだ。

鬼滅の刃とかもマンガで普通に全巻揃っているけれど、アニメで堪能してるもんなあ。

受動でエンタメを味わうってこと

でも、まあアニメで作品に触れているなら問題ないじゃんって思ったりもしたけれど、いやちと待てよ。
アニメで作品に触れるのとマンガで触れるのでは若干「能動的」って観点で違いが無いか?

もちろん、アニメも最近では作りがめちゃくちゃ精密になってきているから、漫然と見ていただけじゃ捕まえそこねる表現も多分にあるけれど、逆に言えば自ら「能動的」であろうとしない限り、捕まえられないので、ボキャブラリーを増やすってことにつながっていかないことも多いのか?

ああ、でも動画を見ているときも、「オモロイ」を探しまくっているってのもある。
何しろタイムラインに出てくるものだけじゃ、すぐに飽きちまうから息子も自分で検索しながら動画探しているもんな。

おおう、正解がわからないぜ。

なあ、あんたはどう思う?

子どもたちがボキャブラリーを今の世界で増やすのに、どうすれば大人はフォローできるんだろう?

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