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人口と仕事

あんたはなんとなく経済の風向きが変わりつつあるんじゃないかって思ったりするかい?

またネットをプラついていたらこんな記事があったんだよね。

うぉう。
日経平均30万はエグいな。

ものすごくざっくりいうと、中国がきな臭すぎて企業が投資出来ない状態になっているから、代わりの投資先としてはアジアでは日本くらいしかなくね?って話らしい。

正直な感想としては、俺としてはインドネシアとかインドあたりの方に投資としては向くんじゃないかと思っていたので、ちょっと意外な印象だったんだよね。

いや、中国が投資先としてはどうにもきな臭いってのは完全に同意なんだけれどさ。

中国がダメなら韓国はどうなのよ?ってなると、韓国の場合は労働組合が力を持ちすぎていて、韓国における企業経営は世界で一番難しいなんて意見も聞くんだよな。

今回はなんとなくこれからの日本経済がどんなふうになるのかを想像してみる回だ。

まあ、半分妄想みたいなもんかもしらんが、考えてみようぜ。


人口減少の必然

まず確実に言えるのは、日本の人口ってのはこれから減っていくってことだよな。

これは政府の少子化対策がアンポンタンだからってことだけじゃなくて、ぶっちゃけ子どもを複数人養うってことに対してリスクがデカすぎるって状況になってきているからってのがあると思うんだ。

それこそ大東亜戦争のころの「産めよ増やせよ」的な状況ではさ。
戦争っていうめちゃくちゃわかりやすい原因でヒトが死んじゃうわけじゃん。

あとは、医療技術が発展していなかったから、乳幼児死亡率も高かったので、そもそも出産した子どもが成長できるかってのは今よりずっと困難な話だった。

なので、自分の遺伝子を残そうと思ったら、必然的に複数の子どもを養っていく必要があったわけだ。

でも今は少なくとも戦争で家族が失われるなんてことを想像しながら過ごしているヒトは少ないと思うし、医療もどんどこ改良されているので、乳幼児死亡率も下がっている。

そうなると出産そのものもリスクがデカいのに、経済的にも複数の子どもを養っていくってのがきついってなったら、健康で若い両親が経済的に恵まれていて、多くの子どもを望むなんて言うなかなかな条件をクリアしていかんといかんわけだ。

これは無理だべよ?

労働人口減少に伴う供給能力の低下

で、まあ普通に人口が減るわけだから日本の生産能力は下がるって普通は考えると思う。

ただ、こいつは仕事のジャンルによるって気もするんだよな。

例えば、いわゆるコミュニケーションに関わる職業ってのがあるじゃん。

水商売みたいなケースだったり、いわゆる勉強会的なセミナーのようなこともあるだろう。

ヒトって生き物は誰かと協力して生き延びてきたから、コミュニケーションってことに本能的に欲求を持っていると思うんだ。

いわゆる性欲みたいなことだけじゃなくてね。

このコミュニケーションについては、AIで補完できる部分って結構限定的な気がするから、そうそうなくならないと思う。
なので、コミュニケーションが絡む職業は人手不足が続くんじゃないかと思うんだよな。

逆にコミュニケーションを伴わない分野ではAIをはじめとするテクノロジーが補完するので、人口が減っても供給能力は維持できる気がするんだよな。

なんつーんだろう?
観光地のタクシー運転手は必要とされ続けるけれど、都心の移動手段としてのタクシーは自動化で淘汰されていくイメージ?

IT分野を想像する

そう考えていくと、いわゆるIT分野はどうだろう?

システム構築みたいなヒトの活動のありようを調整していくような仕事はヒト不足が続く気がするんだけれど、製品として完成されているものを作り上げるという、いわゆる工場としてのマンパワーは人手不足は解消されていくのかもしれない。

でもなぁ、そう考えてみると、日本人って日本人以外とのコミュニケーションってそんなに得意じゃないイメージを俺は持ってるんだよな。
まあ、俺の世代よか若い世代は英語をはじめとした語学力が優れているヒトもまあまあいるように見えるので、その面では良いのかもしらんけれど、本質的に日本人というくくりで見たときのヒトの性格みたいなものは、結構特殊だと思うんだよな。

良い言い方をすれば仕事にこだわる。
悪い言い方をすれば仕事に固執する。

今の仕事でいろんな国のヒトとやり取りすることが増えてきているんだけれど、明らかに考え方にギャップを感じることが多いんだよな。

なあ、あんたはどう思う?

人口減少という現実の中で、俺たちはどうやってコミュニケーションを続けていけば良いんだろうな?

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