仲間の力。あんたの力。
さてはて、まあ忙しい日々が続いているが、あんたんところはどうだい?
今日は、忙しい中でそれでも笑顔を保つために必要なものについて考えて見る話だ。
まあ、とにかく忙しい時ほど、どうしても出てきてしまう態度ってのがある。
「理解できないものを拒む態度」ってやつだ。
理解出来ないってのは、仕事の上では相当なストレスになる。
なにしろ理解できないんだから、自分の仕事に影響がある。
仕事が出来ないってのは自分の存在価値が無いって自分で認めるようなものだからな。コレはきつい。
で、普段だったら「理解してやろ~じゃねぇか。コンチクショウ」ってなもんで、話を聞いたり事例を調べたりしながらちょっとでも理解しようとあがいてみる。
ところがだ、仕事が忙しくなると、その労力をかけていられなくなる状況が生まれちまう。
こうなるとよろしくない。
「理解できない」→「わかるように言えないのか」→「あいつはダメ」→「ダメなやつと働かなきゃいけないなんてなんて自分は不幸なんだろう」なんていうダメサイクルが始まっちまったりする。
特にプロジェクトマネージャーなんてやっていると、メンバーの言うことに全部耳をかけていたら、いくら時間があっても足りなくなる。
ただでさえプロジェクトマネージャーの仕事の9割はコミュニケーションなんだからな。
じゃあ、そのダメサイクルを始めないために必要なものはなんなんだとあんたは思う?
それは、相手に対する信頼を普段から持っていることなんだと思う。
あいつは頑張り屋だ。
あいつは質問に対する態度が真摯だ。
あいつはいつも笑っている。
なんでもいい。仲間のいいところ、探してみるのがいい。
そして、忙しい時、そいつがわけのわからないことを言ったら、そのことを思い出してみないか?
もう、そうなっちまうと理屈じゃないけれど、自分がそいつを信頼していることを思い出した時、あんたがそいつに掛ける言葉がどれだけ違うかを感じてみてほしいね。
なにも褒めちぎれってんじゃないぜ?
あんたがあんた以外の人間を認めた時、あんたは信頼を勝ち取る入り口にたつことになるってこった。
あんたは、仕事仲間を好きかい?
あんたは、仕事仲間に好かれているかい?
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