見出し画像

目の前のことに集中

こんにちは。

今日は、今の社会で問題になりつつある集中力について記事にします。

1、インターネットの弊害

今は、インターネットやスマホが発達しS NSの普及など非常に便利な世の中になりましたね。一方で、失われつつあるものもあります。

目の前のタスクに集中する力です。テレビを食べながらご飯を食べることは昔からありましたが、今はそれに加えてスマホでゲームやSNSをしながら、ご飯を食べたり、動画を見たり、常にマルチタスクという人も多いのではないでしょうか。

そのマルチタスクの弊害は、ネットでもさまざまな記事で書かれています。マルチタスクをすることで、自分のしたいことが見えなくなり、結局1日なんとなく仕事をして帰ったら家でテレビ見ながらスマホゲームかYoutubeで終わったという人が多いのではないでしょうか。

この記事を書いている私も、以前に比べるとマルチタスクは少なくなりましたが、それでもマルチタスクをしてしまうことがあります。一昨日の午後はインターネットで高校野球を見ながら耳ではラジオNIKKEIで競馬中継、そして、PCを2窓にして、高校野球の別画面で競馬の馬柱やNOTEの競馬回顧記事を聞くというスーパーマルチタスク状態のことをしていました。

そんな状態で集中できるわけないです。高校野球決勝は、智弁学園VS智弁和歌山だったのでユニフォームや応援の音楽などまるっきり同じ状態なので、今どっちが攻撃していたっけ、と無駄に何度も確認してしまいました。

今考えてみるともったいない時間の使い方でしたね。高校野球を見て、メインレースの重症の時だけ競馬中継を聞くということをすれば、もう少し試合を集中してみることができたと思うと反省です。

今のPCはマルチタスクなど容易にこなさてしまうため意識しないと常にマルチタスク状態だと思います。

集中できない子供が増えるのも頷けますね。今は、コロナの影響でオンライン授業になっている学校も多いと思います。そのため、注意しないとあっという間にマルチタスクになってしまって集中力のない大人になってしまい可能性が高いので、子供にそうなってほしくないのであれば、大人が注意を向ける必要がありますし、行動で示す必要がありますね。

2、集中力を高めるためには

とはいえ、ここまでインターネットが発達し、スマホでSNSやLINEをしながら、TVや動画を見たりというのはもはや依存的に行動になっている人も多いと思います。そんな人にいきなり、シングルタスクに徹しなさいというのは無理な話です。

なので、文献や参考動画を見る中で、集中力を高めるためにトレーニング方法を考えます。

①30秒間、1つの物を見つめる

まず、キッチンタイマーをセットしながらでもいいので30秒間ある特定のものを見つめてください。なんでもいいです。例えば、外の景色、家の前を走る車、自分の机の上、など自分が身近に見てる場所がいいと思います。

ポイントはただ見るのではなく、普段意識していないところを発見することです。例えば、外の景色を見ていたら、今日の雲はこんな形をしているんだ、朝早くからもう家を出ている人いるんだなどなんでもいいです。

普段何気なく見ているものに気づきを得ることは注意力や集中力を高める上で非常に大切な力です。

②3分間呼吸に集中する

これも私たちが普段何気なくやっていることです。とても大事なことの一つに呼吸があります。呼吸というのは、自分自身でコントロールできる唯一の体の中で起きている出来事ではないでしょうか。心臓の動きや脈拍数は自分でコントロールすることはできませんが、呼吸であれば吸って吐いてを意識すれば自分でコントロールできます。

なので、この呼吸に注意を向けて3分間集中することが集中力を高める上で非常に重要です。私もやらないといけない事がありつつも、スマホでゲームしたいと思う時はあえてベットに向かって3分間目を閉じて呼吸に集中しています。

非科学的かもしれませんが、呼吸に集中するとそれだけで心は落ち着きますし、集中力も格段にアップします。心を落ち着かせたい時にあえてやってみることをお勧めします。

③自分の感情に逆らおうとしない

この題目だけみると「え?」って思う人もいるかもしれません。

自分の感情に流されてしまったら、それこそマルチタスクの沼にハマってしまうよと考える人も多いと思います。

しかし、ここでいう感情に逆らおうとしないというのは、感情は自分の中で自然に湧き上がってくるものなので、あえてそれに反抗する必要はないということです。

ゲームをしたい、酒を飲みたい、SNSをしたいというのは自然に湧き上がる感情です。これを無理やり否定しようとすると後でもっとやりたくなります。ダチョウ倶楽部の「押すなよ、絶対に押すなよ」というのと全く同じです。

なので、ここで実践してほしいのは、感情は逆らうことはできないが、行動は変える事ができるという点です。

ある本には人間には思考する自己と観察する自己という2つの感情があると書いてあります。読んでなるほどと思ったことは、感情を受け入れつつも自分の行動については冷静に観察する自己になって変える事ができるという点です。

例えば、運転中に急に割り込まれて危うく接触しそうになったとします。この状況で、なんだあの割り込んできた運転手は💢という感情を誰もが抱くでしょう。しかし、その後の行動は、各個人によって別れますよね。倍返しだ!とばかりに前の車を煽ったり、ハイビームして嫌がらせするか、あの車は危ないから普段よりも倍の車間距離をとってあまり近づかないようにしようという冷静な判断ができるかどうかです。

このように、湧き上がった感情は抑圧しようとせずに一度別の場所においておくようにすればその時の衝動で行動することも徐々に減ってくると思います。ゲームしたいんだね、わかった、でも今は勉強しないといけない事があるから一度別の場所に置いておくねという判断はできますね。

ルチタスクについても、あれもしたいこれもしたいという感情は、抑える事ができませんが、その中でどれが1番大事かは自分自身で判断して決める事ができますね。

そのように優先順位を考えて行動すれば、マルチタスクも減っていきますし、集中力も日毎に高まると思います。

ただ、子供の場合はそのような能力がないので、まず親が実践して、マルチタスクしないように心がける事がとても大切だと思います。

どうしてもイライラや不安が心の中にあって集中できない時には、上で紹介した3分間呼吸に集中する事である程度頭の中のモヤモヤもスッキリするでしょう。そして、頭と心を少しでもスッキリさせた状態で物事に取り掛かる事が非常に重要だと思います。

4、まとめ

以上、マルチタスクに対処する手段として3つ紹介しました。

この情報化社会で、マルチタスクをいきなり止めるのはそう容易なことではありません。しかし、集中力を持てるかどうかは子供の成長にも大きく関わってきますし、人生の満足度も大きく変わってきます。

やはり、1つのことに打ち込んでフロー状態になった方が時間の使い方としても非常に満足します。

毎日、意識してマルチタスクの時間を徐々に減らせる事ができればいいと思います。

記事は以上になります。

最後まで読んでいただき本当にありがとうございます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?