防府(山口)印度洋での愚鈍ライブに向けて~Guyショートインタビュー

広島の老舗PunkレコードショップMisery30周年ライブイベントにて復活した愚鈍。ギターに新たにぐっち(RED in BLUE, YOASOBI サポートギター)を迎え6/25に防府(山口)印度洋にてライブを行う。
その意気込みを愚鈍のボーカルGuyさんに聞いた。(聞き手Dump)

Dump(以下 D)「メジャーでも活躍するギターが加入しましたね。」
Guyさん(以下 G)「えのさんが脱退して、最初は四人でやろうと思ってたのね。でも自虐やソウイチ、モッちゃんが作ってきた愚鈍をやる上で、一人では難しいと感じた部分が大きいので、今回彼に頼んだんだよ。
メジャーだとかアンダーグラウンドだとかの括(くく)りを取っ払った上でメンバーを探したかったのが強い。もし、愚鈍にメジャー系のアーティストが加入したということがマイナスに感じる人がいればその人こそ防府(山口)に見に来て欲しいね。
それを覆(くつがえ)す演奏をしてみせるから、かならず来てほしい。結果、良くなければ、良くないとワシに言ってほしいね。もちろん来た人みんなに最高!て言わせるようにメンバーみんな精進してるよ!」
D「ぐっちさんのどのようなところを評価して加入に至りましたか?」
G「彼がギターで在籍するRED in BLUEを初めて見たのは2019年。
(西日本)豪雨災害により、多大な被害を受けた熊野にある公民館で行われた復興イベントだった。おじいさん、おばあさん、お母さんに子供達といろんな人が集まってる会場で、彼はステージから飛び出し、激しいギタープレイを来場者に魅せていた。その時に、ぐっちにハードコアを感じたんだな。今回加入をお願いしたのはこの日の記憶が強かったから。」
D「対バンはSystematic Deathですが、どうしてシステマを選んだのですか?」
G「再結成の元となったイベントタイトルが「マイミーツユアポイズン」だから、システマを選んだんだよ。先方から先日のMisery30周年ライブに出たがってたのを聞いたのもあるし、何よりドラムのコバちゃんのMisery30周年ライブ最終日のサプライズ登場が決め手になったよね。」
D「最後にライブに向けての意気込みを」
G「とにかく今度の防府(山口)のライブに足を運んでほしい。ライブを見たうえで、愚鈍を評価してほしい。そしてワシに伝えてほしい。良い評価でも悪い評価でも遠慮はいらない。」
D「ありがとうございました。」

~感想~
現在はネットを中心とした情報にあふれた世界です。ネットの情報に触れることで人は憶測や偏見で物事を判断するようになります。しかし、大切なのは生で触れた現実に対して判断することです。ハードコアも人もライブ(生)で触れ合うことが大切だと再認識しました。

2023/06/01 横川天翔にて

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