づにあ☪️💜

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づにあ☪️💜

こちらでは💜を少なめにお送りしております。量より質だかんね! あおぎり高校を箱推し、音霊魂子を最推ししている限界オタです。 あおぎり高校の二次創作SSを趣味で書いています。 独自解釈のため、解釈違いあってもご容赦ください。

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  • 【あおぎりメモリアル】おまけside

    あおぎり高校の二次創作小説、【あおぎりメモリアル】のアフターストーリーやアナザーストーリーを集めたものです。

  • あおぎりメモリアル

    あおぎり高校のメンバーSSです。 こちらにまとめておくので、良ければ読んでね«٩(*´ ꒳ `*)۶» 現在は 音霊魂子、大代真白、我部りえる、栗駒こまる、石狩あかり、千代浦蝶美 まで公開しています。

  • あおぎりメモリアルゲーキチ。サイド

    ゲーキチ。氏によるあおぎりメモリアルのスピンオフ

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【あおぎりメモリアル】エピソード“音霊魂子”

3月某日、今日はあおぎり高校の卒業式の日。式典も終わり、教室へと戻ってきた。  みんなとのお別れも終わり、机の引き出しを整理していると、奥から一通の手紙が出てきた。差出人を確認してみるが特に名前はない。だが、宛名の文字を見て、すぐに犯人が誰かわかった。  魂子からの手紙だ。いつの間に忍び込ませたのかと疑問に思いながら、手紙の中身を確認する。  手紙にはただ一言、「中庭の木の下で待っています。」と書かれていた。その文字を目にしたとたん、手紙を握りしめ中庭へと駆け出した。  3年

    • Aogiri X’mas

      「ねぇねぇ、サンタクロースっていると思う?」 ミーティングの空き時間に、夏希がそんなことを言い出した。 「いたらいいよね。そしたら、なにお願いしよっかなー。」 腕を組んで悩み出す魂子。 「いや、魂子先輩。サンタクロースは良い子の所にしか来ないって知ってます?」 「おおん?私が良い子じゃないって言いてぇのか?」 あかりに挑発され、イキリ魂子が顔を出す。 「まぁまぁ、お二人とも落ち着いて。でも、サンタクロースなんてメルヘンな話題出すあたり、なちゅき先輩らしいですけど

      • 音霊魂子バースデーSS

        表紙は、たまちゃん@たまっ子💜☪️(@otamahan3010)様より提供頂きました。ありがとうございます! はじめに こちらのSSは音霊魂子さんのお誕生日をお祝いするお話です。 もし読まれた方で、音霊魂子さんをまだ推してないという方がいらっしゃいましたら、この機会に何でもいいので音霊魂子さんの配信のアーカイブを見て、気に入ったらチャンネル登録と高評価を! そして、ご本人様のTwitter宛に「ハピバ!」とお祝いのリプを送ってあげてください。 たまっ子は、このお祭り騒

        • りえるあなざー

          「ちょっと!これは何?!」 ある日の午後、リビングで持ち帰った仕事の確認作業をしていたはずなのに、平和な日常が崩れ去るのは本当に突然だ。 「ん?それは何?」 よくわからず問い返す。 「君の部屋の掃除してたらこんなの出てきたんだけど!」 そう言って、える姉が詰め寄ってくる。 その手には封筒らしきものが握られている。 「これ!ラブレターじゃないの?!書類の間に隠してあったよ!」 青天の霹靂とはこのことだろうか。 身に覚えが無さすぎて、なぜ責められてるのかわからない。

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        【あおぎりメモリアル】エピソード“音霊魂子”

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          こまるあふたー

          【はじめに】 こちらの作品は単品でも楽しめるように仕上げていますが、登場人物の関係性や歴史を知りたい方は、づにあ作品の【あおぎりメモリアル】エピソード"栗駒こまる"を読んでみてください。 では、本編へどうぞ --------------------- アパートの玄関から、ガチャガチャと音が聞こえる。 ガチャリと鍵の開く音がした。 トタトタと足音が廊下を進む。 ひょっこりと茶色い髪の女の子が顔を覗かせた。 「(小声)おじゃましまーす。」 「お?大人しく寝てるね?感心感心

          こまるあふたー

          ましろあなざー

          はじめに 今回は、【あおぎりメモリアル】エピソード“大代真白”のアフターに見せかけた、アナザーストーリーです。 毎度のことながら解釈違いはご容赦を では、お楽しみください。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 美大を卒業後、とある企業のデザイン部に採用され就職した。1年が経過し、仕事にも慣れてルーティン化してきたころ。新入社員として、大代が入社してきた。 あおぎり高校の後輩で、こんな自分を追って美大に進学し、ついには就職先まで同じところに来たとい

          ましろあなざー

          【あおぎりメモリアル】エピソード“千代浦蝶美”

          入学前3月某日 来月入学予定のあおぎり高校に来た。不思議な予感がして、もうすぐ通う学び舎へ足を運んでしまった。 敷地内に入ることはできなかったため、校門から外壁に沿ってゆっくりと歩く。しばらく歩き、獣道のような藪を抜け、満開の桜並木の坂を上っていると、その頂上に人影を見つける。逆光のため正体はわからないが、シルエットから髪の長いツインテールの女の子ということだけはわかった。 「見つけた。」 その女の子がそう言ったように聞こえた。 聞き返そうとしたが、強い風が吹き桜吹雪が舞

          【あおぎりメモリアル】エピソード“千代浦蝶美”

          【あおぎりメモリアル】エピソード“石狩あかり”

          1年生9月文化祭 廊下を歩いていると、バンド演奏の音が聞こえた。どうやら音楽室でライブをしているようだ。特にボーカルの声が良く、ここまで聞こえてくる。 歌声に導かれて音楽室へと足を向ける。 音楽室にたどり着き中に入ると、ガールズバンドが演奏をしていた。特にボーカルで歌っている赤い髪の女の子に視線を奪われる。 歌い始めるとその力強い歌声に惹かれる。 「やっぱり石狩の歌声すげぇ」と近くの生徒がつぶやく。 なるほど、ボーカルの子は石狩と言うのか。 そのまま演奏を聞いていると、ボ

          【あおぎりメモリアル】エピソード“石狩あかり”

          【あおぎりメモリアル】エピソード“栗駒こまる”

          高校2年生4月 始業式の日に転校生が来た。何でも家庭の事情で、とある女子高から転校してきたという。 「どうも、あおぎり高校に転校してきました。栗駒こまるだゾ。知らないことばかりですが、仲良くしてください。」 そう、自己紹介していたのをよく覚えている。 その後、彼女はクラスの中でもトップカーストにすぐ馴染み、あっという間にクラスの中心人物となった。 ある日のこと、朝は快晴だったのに帰宅途中で大雨が降り出した。傘を持っているはずもなく、慌てて近くの神社に駆け込み軒下を借りて

          【あおぎりメモリアル】エピソード“栗駒こまる”

          【あおぎりメモリアル】エピソード“我部りえる”

          はじめに 今回のお話は、少々主人公に対するバイオレンスな要素が含まれます。珍しく悪役がいます。そんな展開は受け入れられない。解釈違いだと思われる方は読まれないようお願いします。ちなみにご主人様は不幸な目にはあいません。 ------------------------------------------------------------------------------------- 幼少期には、誰でも初恋の人がいるものだと思う。先生だとか、有名人だとか。大概そんな初恋

          【あおぎりメモリアル】エピソード“我部りえる”

          【あおぎりメモリアル】たまこあふたー

          あるアパートの一室 鳥の鳴き声が聞こえ、カーテンの隙間から朝日が差し込む。 光が瞼を焼き、まどろみの中から意識が浮上していく。 瞼を開け大きく欠伸をすると、眠気に負けそうな頭を覚醒させる。 体を起こし、ベッドを見渡す。 相変わらず隣には誰もおらず、こうして1人での起床はいつもの光景だ。 朝の空気を吸い込み吐き出すと布団をめくる。 「うーん…」足元の方からうめき声が聞こえたので視線を向けると、そこには、体を丸めて寝ている魂子がいた。 魂子はいつも寝相が悪く、だいたい朝は

          【あおぎりメモリアル】たまこあふたー

          とあるVTuberの独り言

          マイクのカフを落とし、配信が終わった。 フゥー… 深くため息を吐く。 今日の配信も、リスナーのみんなの反応が良くて一安心だった。 特にASMRの配信では、いつもリスナーのみんなが喜んでくれるか不安になってしまう。 こればかりは、何年やっても慣れない感覚だ。 「そういえば、あの人今日もいたなー。」 最近、気になる人がコメントに現れるようになった。 男性か女性かもわからない不思議な人。 その人からコメントがつくと、眼が吸い寄せられてしまう。 今日も、ついついそ

          とあるVTuberの独り言

          【あおぎりメモリアル】エピソード“大代真白”

          2年生4月 放課後、外で風景デッサンをしていた。近くをロードワーク中のバスケ部が走り抜けていく。突然後ろから、「素敵な絵ですね。私も時々絵を描くんですけど、そういう線が描けないので羨ましいです。」と声をかけられる。振り向くと髪も肌も白く、紫の瞳が印象的な女の子がこちらを見て立っていた。 バスケ部の先輩から「大代!早くしろー!」と呼び戻されてしまったため、「邪魔しちゃってすみません。それじゃ!」と言って女の子は走り去ってしまった。 大代って言うのか。 予感めいた何かを感じる子だ

          【あおぎりメモリアル】エピソード“大代真白”