見出し画像

元コンセンシスのチャールズ・ドーシー氏がdYdX財団のCEOに就任!

dYdX Foundation(以下、dYdX財団)が、チャールズ・ドーシー氏をCEOへ任命したことを発表しました。

スイスのツークに本部を置くdYdX財団は、世界有数の分散型暗号資産取引所であるdYdXを、あらゆる面からサポートするために設立された独立した非営利財団です。

CEOの任命は、dYdXエコシステムにとって重要な時期に行われました。昨年1月、dYdXプロトコルの次のバージョンであるV4を発表。 V4では、オープンソースかつ完全分散化され、コミュニティによって完全に管理されます。 dYdX V4のメインネットのローンチは、2023年の第2四半期を予定しています。。

チャールズ氏は、メタマスクとInfuraを支える主要なイーサリアム系の開発企業であるConsenSysを経て、dYdX財団にジョインしました。チャールズ氏は、香港オフィスを設立した後、ConsenSysのAPAC成長への取り組みをはじめとするグローバルビジネス開発へ従事。ConsenSys以前にも多様な役割と組織における経験を持っています。起業家、フィンテックスタートアップエグゼクティブ、および香港政府のフィンテック責任者としての経験があり、450の国際フィンテック企業にサービスを提供し、10,000人を超える世界中の参加者を誇るHKフィンテックウィークの成長を主導しました。

また、2018年、チャールズ氏はアジアのトップ50フィンテックインフルエンサーに選出されました。 2021年には、香港のブロックチェーンエコシステムを構成するブロックチェーンリーダーに関する本、『Block Kong』を出版しました。

チャールズ氏のCEOとしての役割は、コミュニティ主導の成長を促進し、dYdXプロトコルを管理するためのコミュニティおよびdYdX DAOを育成することです。さらに、豊富な国際ビジネス経験を活かして、業界をリードするパートナー、開発チーム、およびプロトコル関係者との戦略的パートナーシップを模索する予定です。

以下はチャールズ氏のコメントです。

「dYdX財団に参加できることを、この上なく楽しみにしています。テクノロジー、チーム、コミュニティは素晴らしく、何十年にもわたって私のモチベーションであった使命を共有しています。それは、まさに経済的機会へのアクセスを民主化することです。」

2017年の開始以来、dYdXは取引量で最大の分散型暗号資産取引所へ成長を遂げました。そして、主要な中央集権型取引所の市場シェア獲得を求めて新たな挑戦が始まりました。

以下は、dYdX Foundation Council代表のArthur Cheong氏のコメントです

「チャールズ氏をdYdX財団のCEOとして迎えることができ、とても嬉しく思います。さまざまなステークホルダーに精通するチャールズ氏の業界における豊富な経験は、財団にとって非常に価値のあるものであり、私たちを次のステージに導くでしょう。」

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?