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2020年10月30日「ゆらゆらと」

膝はほぼ直りました。

ネットフリックスで観たいものがほぼなくなってしまったので、アマゾンプライムに入ることに。500円。安い。

映画を観るのがほぼ唯一の趣味なのだけど、最近は2時間観るのも辛くなってきてしまった。だからドラマを観ている。

「ザ・ボーイズ」というドラマが観たくてアマゾンプライムに入ったのだった。ラジオとか雑誌とかいろんなところで著名人が「面白い!」と言っていたので、さぞ面白いのだろうと思ったが、僕にはそれほど響かなかった。簡単に言うと、スーパーヒーローの負の側面をえぐった作品。スーパーマンとかバッドマンとかそういった類のヒーローが現実にいたとしたらもっと傲慢で嫌な奴なんじゃないかという視点で描かれており、それらのヒーローは悪役で、そのヒーローに恋人を殺された男が主人公。そのダークな視点や商業映画では表現できないようなグロ要素などが面白がられているのだろうと思う。だけど、ヒーローが日常に溶け込んだ世界なのだとしたらもっとヒーローは普通の恰好なのではないか(ヒーローはヒーロー然としたピチピチの全身スーツを着ている)?と思ってしまい、その世界に入っていけなかった。

だから今は「東京ラブストーリー2020」を観ている。29年振りのリメイクらしい。これが観終わったら元の方と見比べてみたい。なかなかに面白い。セリフにセンスを感じる。とかく陳腐になりそうなところも意外なセリフ回しがあったりして「おっ観てみよう」という気にさせてくれる。ヒロインの一人の石橋静河さんは初見では可愛くもブスでもない微妙な存在に思えたのだけど、回を重ねるごとに魅力が増していった。それは現実でも起こりうることだ。その人を知れば知るほど自分の中のその人の存在が大きくなっていく。作中でいう「リカ」は、主人公「カンチ」の先輩でありカンチを振り回しまくるのだけど、感情表現や表情が豊かで付き合ったら大変そうだけど楽しいだろうなと思わせてくれた。今はもう後半に入ってきて、基本は主要4人が好きになったり裏切られたり別の人を好きになったり…という繰り返しなのでだんだんマンネリ化はしてくる。だから8話ぐらいで終わらせても良かったのかもしれない。

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夕飯が豪華になります。