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KEN THE 390 × SKY-HI 繋ぐバトン

シーンのキーマンKEN THE 390 × シーンの革命家SKY-HI

このnoteではSKY-HIとKEN THE 390の関係性、彼らがシーンに与えてきた、これから与えていく影響について書いていきます。
BE:FIRSTやINIのことをがっつりは語りませんが、点と点が線になる、時代の1ページに参加している感じで読んでもらえると嬉しいです。

目的は知識のひけらかしや、マウント取り、優越感を得ることじゃなくて『知ってると更にこのシーンが楽しめるよ〜』です。

もしも癪に障ったら引き返してくださいw


4/2 INIのラジオFromINIで開催されるライブに、BE:FIRSTがゲスト出演するというニュースが土曜日の深夜から朝に駆け抜けた。

ラジオではKEN THE 390の出演、更にKEN THE 390とINIメンバーのコラボ楽曲披露についても発表された。
KEN THE 390紹介時に裏で鳴っていた楽曲がこちら

KEN THE 390の楽曲に、向井太一とともにSKY-HIがフューチャリングしたこの楽曲だったのだ。
この時点で、盛大な伏線にもなっているわけだけれども、続いて発表されたのがまさかのBE:FIRST

KEN THE 390といえばPRODUCE 101 JAPAN SEASON2、通称「日プ」プデュのラップ担当のトレーナー
かたやSKY-HIはTHE FIRSTのトータルプロデューサー

この関係性をINI、BE:FIRSTに落とし込むと、今回の早期の共演は『よき盟友』といった関係性が今後も築かれるんじゃないかと思わされた。

このKEN THE 390はSKY-HIを語る上で、切っても切り離せない盟友である。
ここから過去に巻き戻して遡ったり現代に戻ってきたりで紹介していく。

超超超早口ラップでおなじみのTurn UpでもSKY-HIはこのように歌っている。
2:54以降がSKY-HIのバース

5年前のバースからのカウンター 390には心からの感謝
ワンチャンス物にしたら更に Count Up だ
簡単、サクセスはヘイトへの唯一のアンサー

ここでいう5年前に、フックアップ(HIPHOPのシーンで『引き上げる』意)された曲がこちら

すでにAAAで活動していたSKY-HIにこの曲で、声をかけられ共演したことに大きな恩を覚えているんだと思う。

KEN THE 390が1981年生まれの40歳 早稲田大卒
SKY-HIが1986年生まれの35歳 早稲田大中退
年齢はちょいとお兄さんの関係性。

このお方、HIPHOP村にしては経歴が異質で、当時『金のぶっといチェーンブリンブリン、太いパンツで入れ墨バンバンの強面、元不良、そんな見た目、バックボーンがシーンの一イメージを持っていた中』で、スリムパンツにハット姿でラップバトルに参戦したり、優等生ラッパーとして出現したのだった。
※KEN以外にも高学歴ラッパーや、不良じゃないラッパーも多くはいました

一言で経歴を表すのは大変なくらい、表でも裏でも多岐に活躍しているラッパーなんだけど、特筆すべくは『人脈』『クリーンさ』かと思う。

それを物語る様にコラボベストアルバムが出せる程、ラッパーからシンガーから、多様なアーティストとコラボを重ねてきた(メンツと数がヤバい)

前述したワルノリでキマッテル方たちとも仲良くコラボできるのは、KEN THE 390の『人となり』と『ラップスキル』あってこそなし得る構図だと思う。

MVでバーナーで焼かれるKEN THE 390
漢 a.k.a GAMIと

そんなKEN THE 390は、早稲田大学を卒業してリクルートに就職、昼は仕事して夜はクラブでフリースタイルバトル出場なんていう、ビジネスと、ストリートの二足のわらじを履いてきた。
AAA日高光啓でありラッパーSKY-HIだった彼もシンパシーを感じていたのではないかと思う。

このエリートな両名がいろんなシーンの架け橋となって、壁の内側と外側をつないで、次世代にバトンをパスするという(本人はまだパスするつもりはないだろうけどw)現在の音楽シーンは、これまで重ねてきた実績、人脈、音楽性、などから考えると必然な流れだったように思う。

そしてこの意志を受け継ぎ、シーンを担い、ともに切り開いていく盟友として、BE:FIRSTとINIが事務所の壁を超えて、輝くことに期待を抑えられないし、このライブのビジュアルには大きな意味と意義が詰まっていると感じた。


おまけ
小室哲哉とKEN THE 390とSKY-HIによるニコ生超ライブ



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