Hello.
自然療法ジャーナリストの藤田円です。

いよいよイギリスのレポートが始まります！

イギリスに到着して一番最初のお買い物は携帯電話のSIMカードでした。
しかし、空港で買ったSIMでうまく通信できず、ホームステイ先の近くの街のVodafoneにいきました。
SIMを結局買い直すことになり、出費は増えましたが、一件落着。

ほっとしたので、取材開始！
近くにあった自然食品店の様子をチェックしに行くことに。

そこそこの大きさの街ならどこにでもあるホーランドアンドバレット。英語だとHolland & Barrettと書きます。（以下H＆B）
ここは1870年にオープンした昔からあるチェーンの自然食品店です。今は1600以上のお店がイギリスだけでなく、18カ国に広がっているそうです。

スナックやグルテンフリーなどにも対応した食材や食品、ドリンクと、シャンプーや洗剤などの日用品、プロテインなどスポーツをしている人に向けたのサプリ、そのほか女性や美容、ビタミン・ミネラルのサプリやハーブなどが並んでいて、ちょっとしたスーパーのようです。
自社ブランドの商品も多くあります。

どこにでもあるので、イギリスでホメオパス（＊1）をしていたときは、クライアントさんにレメディに追加して何か摂取して欲しい時で、近くに自然療法ショップがなさそうな時は、「H＆Bに行けば買えます」とお伝えしていました。

ピンクの看板にある「Buy 1 get 1 free」が気になりませんか？
イギリスのお店はよく「1つ買うともう１つが無料になる」というキャンペーンをしています。2つ買うとひとつが半額になるのでお得です。
長持するものや複数あって助かるものはこのキャンペーンをやってるときに買っておくのがおすすめです。

例えばこんな感じです。
E3Liveの商品は売っていませんでしたが、このときはスピルリナやクロレラがその「2つで1つ無料」のキャンペーン商品でした。
一緒に並んでいるのはイチョウのサプリ。脳に働くサプリシリーズの棚です。

このお店では、店員さんが「何かお困りのことはある？」と優しく近寄ってきてくれます。
薬局ではないので、あくまでも食品としてということになりますが、自分の気になる症状を話してアドバイスをもらうこともできます。

何を使ったら良いかわかなかったとしても、症状ごとに商品が並んでいるので買い物がしやすいのも嬉しいところ。

日本でも最近増えているスーパーフードのパウダーやプロテインドリンクやスムージーの粉もたくさんあります。

CBDもお買い得。
他の薬局ではSleepと書かれた眠りのサポートの棚に置かれていることが多かったです。

日本でも利用者が増えているバッチフラワーレメディやウェレダの商品も気軽に買えるのが嬉しいですね。

これはちょっとびっくりした緑茶のタブレット。
毎日普通に飲んでる私たち日本人にとっては、わざわざサプリメントにする意味がよくわかりませんが、パッケージを見る限りポリフェノールの摂取のためのもののようです。

女性には嬉しい商品が並びます。更年期といえばHRT（ホルモン・リプレイス・セラピー）が主流のイギリスですが、ホメオパシーの学校でナチュラルHRT専門のホメオパスの先生の講義があったときに、ホメオパシー（＊2）以外でおすすめできる商品ということで習ったものが並んでいます。
体に負担の大きいホルモン系の医薬品を使うよりも、まずは自然療法をチョイスしてダメだったときに西洋医学に頼ってもらえる世の中になったら嬉しいです。

つい自然療法商品に目が行ってしまいますが、食品や歯磨き粉やシャンプーやリンスなどもたくさん並んでいます。
食品については自然食品店もスーパーも似たようなものが多いので、他の投稿でスーパーと食品について書くことにしたいと思います。

こんなチェーン店が日本の小さな街の商店街に現れるのは一体いつになるのでしょうか？
その日が待ち遠しいですね。
私もクライアントさんに気軽に「お店で〇〇を買って△回摂取ください」と言えるようになったら、ホメオパシーだけでなく自然療法のコンサルタントとしてオンラインを使っていろいろなことができるのになぁと思いながらイギリスの日々を過ごしています。

＊1 ホメオパス：200年以上前にドイツで発祥した自然療法のホメオパシーを行う人のこと。
＊2 ホメオパシー：似たものが似たものを癒すという意味の造語。その法則を使って自然界のものを人体に影響がないように薄めて摂取することで、心や体といった人体全体のバランスが戻り健康を取り戻す自然療法。