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お金持を稼ごうと思う人

お金を稼ぐことで、幸せになれると思っている人がいる。そのような人に、どうしてそう思うか問うと、お金を稼いでキラキラしている人の話をする。こんなに自由な時間がある、人から軽く扱われない、好きなものを食べれる、素敵な服を買える。あれこれ語る。

それではいくらあれば満足する?と聞けば、あるだけいいよねとこたえる。今は頑張って働かないといけないし、休めば生活ができない。しかし、あまりにも忙しいので、お金があればあるだけ、今の生活とは違った豊かな生活ができると思っている。

お金はいくらあっても、不安な人はいつまでたっても満足しない。そう語っても、不安な人はそんなことはないと言い張る。好きなことができるし、なんて夢のような生活なんだと語る。現に自分が仕事休みの時は、休めて好きなともとできめ良いと語る。お金で多くのことを得ることができると話す。

お金があっても、不安に感じている人は深刻に悩む。このままでは良くないと思うし、何をしても満たされない。あらゆることをやってみて、手に入れてもどこか満足しない。むしろお金がなく一生懸命やってた時の方が良かったとも回想できる。

お金は稼ごうとしなくていい。お金は後からついてくる。しかし、近くで成功してる人を引き合いに出して、やっぱり稼いだ方がいいと思う。自分はまだまだだと思う。

お金を稼ごうとする前に、やることがある。それは自分の心にこたえることである。どんなにお金を稼ごうとも、自分がやってみたいなと思えることでないと、後から八方塞がりとなる。築き上げた環境を壊したくなる。

心にこたえることは、目的を持たない。こうするとうまくいく、ああすれば成功するなどと考えない。目の前にあることをただ楽しむ。エゴがない。下手なままで構わない。自分ができることをする。自分がいいなと思える形を辿る。

自分にこたえていると、ユニークなものを生み出せる。他の誰でもなく、この人が取り組んだんだなとわかる形になる。それはひとつの分野となる。後からそれを真似る人が現れる。様々な形に派生する。発展する。そうして大きくなった頃には、自分はそれで食べていけるようになっている。そして、それまで取り組んでいたものを、他の人に託して、自分はまた新しいことに集中することができる。何者にでもなれる。満たされる。

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