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【土生瑞穂】けやかけ勝手に総集編

最後の出演があまりにもあっさりだった・・・

もしかしたら本人の意向もあるかもしれないが、改名前から冠番組を観ていれば彼女の貢献度の計り知れなさは誰もが周知だと思う

お通夜だなんだのと難癖付けられ、勝手に”暗黒期”と形容された頃も彼女はひたむきに彼女らしく番組を盛り上げていたし、今思えばそれは彼女自身が「彼女らしさ」を探している途中だったのかもしれない

「そこさく」になってからはガヤやぶっ飛んだコメントは既に定着しており、フューチャーされるというより番組自体の名物になっていた

そんな彼女もグループ結成当時、番組開始当初はなかなか前に出てこれず、ピックアップされることもあまりなかった。
しかし、時系列に彼女の印象的なシーンを振り返ると、
それがまさに土生瑞穂の成長日記のようなものであった。
卒業にあたり彼女のけやかけで心に残るシーンを勝手ながら振り返っていきたいと思う。


◎初登場(2015年11月1日)
モデル体型で抜群のルックスではあるけど、オタク気質なところやたどたどしい話し方が何とも言えないコントラストだった。同じ身長の澤部さんと並んだときの画は最高に面白かった
嫌なあだ名としていた「進撃の土生」を付けたのはまさかのお父様というエピソードもこれから始まる彼女のどこかつかめないがクスッと笑える一面のあらわれだったのかもしれない
ちなみにお見立て会での人気はそこまで上位ではなく、今ほど目立つ存在ではなかったのが伺える

◎私服チェック(2016年3月13日)
けやかけ、そこさくを通して唯一の私服チェック回
本当にスタイルがよくてオシャレな子なんだと個人的には感心したが審査役のゲストからは「体型に甘えがある」というオタクでは到底理解できないアドバイスをもらっていたのが印象的。
欅坂一期生では初めて2016年のGirls Awardでランウェイを歩き、
2018年7月にJJの専属モデル、2021年8月にCLASSYのレギュラーモデルになる彼女のその片鱗を初めて目にした回だった

◎告白シミュレーション(2017年2月13日)
澤部さんを使ってバレンタインの告白シミュレーションを実演で発表していく回
後々男性役が定着する前でとても貴重
何よりこの回のルックスが個人的に超絶刺さった。。。

◎ぷよぷよ(2017年4月9日)
デビューから一年のタイミングで番組への要望を発表する回
土生さんは得意のゲームで皆を驚かせたいと言い、実際スタジオでぷよぷよ対決を行い志田さんを瞬殺する。
ゲームに関しての解説なども含め、ファッション以外であまりフォーカスされなかった彼女の趣味への熱量が垣間見えた回。これが後にゲーム関連の番組への出演に繋がっていくというストーリー
アイドルとして好きなものを発信していくことでそれが仕事に繋がっていくこともある。というグループや後輩メンバーのロールモデルになっていく彼女が意を決して発信した時だったように感じる

◎伝説の相関図回(2017年4月23日)
菅井さんがチャプチェになったことで有名な回だが、メンバー内の相関図(特別好きなメンバー)を決める内容で土生さん・小池さんの相思相愛関係に菅井さんが加わり三角関係が発覚する。しかしお三方の人となりもあり、ギスギスすることなく「はぶみい」「はぶゆか」というファンからも愛される隠れユニットが誕生する
この頃の土生さんは現在定着した土生の女製造機のキャラではなかったので謎の百合感があったがそれはそれで良かった。

◎新フロント掘り下げ回(2017年10月1日)
「風に吹かれても」で新たにフロントになった3名を掘り下げるという回
大々的に土生さんに焦点があったた初めての回だった気がする
人見知りでメンバーに積極的に話せなかったのを後悔していると涙ながらに話すシーンや地獄シリーズとなるモッツァレラチーズゲームなど、
これから自分をオープンにしていく彼女にとって転機になったような回
後に「不協和音」の頃に自身の在り方を変えたということも言っていることから現在の彼女にとって欅坂4th~5thは大きな期間だったのかもしれない

◎新企画プレゼン(2018年4月22日)
新しい企画をメンバーがプレゼンする回
シンプルに土生さん推薦の企画がどれもぶっ飛びすぎていた
ガラスを割れ期のこの頃は音を立てるように少しずつ土生さんが壊れている(殻を破りつつある)感じがなんだか楽しかった

◎土生君爆誕(2018年7月1日)
理想の告白シミュレーションをする回
以前は男性役が澤部さんだったがこの回からメンバー側が指名することに。
米谷さん、小池さん、小林さんのパートで男性役に指名された土生さん
セリフの言い回しや仕草があまりにもハマっていて、この回から土生さんのモテ男キャラが芽吹き始めたように感じる

◎みつはすえねえんだ(2018年8月5日)
土生さんを振り返った時に誰しもがピックアップするであろうこの回
メンバーのワードセンスをチェックする企画で、テーマに対して素っ頓狂な回答を連発した
ご本人にとっては恥ずかしい場面だったかもしれないが、自分自身を飾らず素直にさらけ出していく感じと天然な部分で彼女の好感度がさらに上がった

◎初のフューチャー回 - ハーブさん -(2019年3月17日)
最近土生がおかしくなったというあまりにもぶっ飛んだ導入で始まる回で
言わずと知れたハーブさんが誕生した回
メンバーや他番組での共演者の証言から彼女のやばい生態を掘り下げていくが、その狭間でも素っ頓狂な返答をしていく。
後々黒歴史と振り返っていたがこれが土生瑞穂が無双していく口火を切った回だったことは間違いないだろう

◎ノブコブ吉村玉砕(2019年10月13日)
共演NGになってしまった吉村さんに撤回してもらおうという回
欅坂に会いたくないので楽屋から出ないと言い張る吉村さんにハーブさんが投下される。
後に「天下を取る」と息巻いてTVで引っ張りだこになる吉村さんだが、
流石のハーブさんのぶっ飛び具合にたじろんでいた。
愛すべき無鉄砲がこれほどまでに強いのかと感じた回だった

◎バレンタイン企画(2020年2月17日)
2期生が1期生にバレンタインチョコを上げる企画
4名の2期生からチョコをもらった土生さん。
2期生のコメントからも分かったように、明るいオトボケキャラだけでなくすっかり頼れる先輩になっていることが伺えた


この頃は特に2期生のブログなどでも土生さんとのエピソードが多く、表に出ないところで後輩のケアをしているのを感じ取れた

番組内でも森田さんが話した握手会ペアレーンの話はあまりにも土生さんの人間性を表していて大好きなエピソードの一つ
(全国握手会ペアレーンで土生さんのファンが森田さんを飛ばして握手しそうになったが、土生さんが森田さんの方から並ぶよう促した)

◎土生が喋ったら幸せになる(2020年6月28日)
コロナ禍で番組体制もリモートとなっていたこの時期
欅って、書けない?で感じてきた彼女の成長の集大成かのような土田さんの言葉が番組内で発せられた。
初期は自分を出せずにいたが、少しずつ自分をさらけ出し、存在感を示していく。それでいて発言や態度に嘘がなく、あくまでも自分らしくいる。
メンバーを想い、ファンを想い、番組を想ってきた彼女だからこそ、長く芸能界にいる土田さんでさえそのように感じさせるように成長したんだと思うと、企画には似つかわしくないのかもしれないが涙が出そうになるシーンだった。


これ以外にもたくさん土生さんの名シーンはあるが、なんとか厳選した

最近櫻坂チャンネルで配信されたSAKURA HOUSEで小林さんも触れていたように、土生さんのいないそこさくがあまりにも心配だ。

それは他のメンバーがどうということでは全くなく、土生さん自身があまりにも大きな存在すぎたからで、夏休みのない8月、サンタクロースのいないクリスマス。そんな感じの喪失感が否めない。

しかし彼女の背中を見てきたメンバーはとても頼もしく、番組にも積極的で改名前に聞こえたような声はほぼ無い。

その土台を作ったのは間違いなく彼女だと感じる。

長々と振り返っておいてなんだが、だからこそあまり過去にとらわれず、目の前に迫った彼女の花道をしっかりと見届けたいと思う。

これだけの成長を魅せてくれた土生さん。
きっとどこへ行っても、どんなことをしても輝くに違いない。


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