こんにちはReiです。旅をしていると人の優しさに触れてとても温かい気持ちになることがあります。現地の人に助けてもらうことが圧倒的に多いですが、逆にお返しできることはあるのでしょうか。
私が海外を旅をする中で漠然と考えていた、旅人からの贈り物を紹介します。

① 旅好きとして、リアルな旅の話を共有する

現地の人と時間を共にし、旅好きとしての経験を共有することがギフトになると考えています。例えば以下のような話ができるはずです。

・日本国内のおすすめの旅行先
・訪れた国の話・・・「そこ私も行ったことある！」と盛り上がることがしばしば！
・ホストの住んでいる国で驚いたことや感動したこと・・・誰でも自分の国を褒めてもらえると嬉しいですよね。

私は2013年頃にカウチサーフィンを利用して、ヨーロッパを旅行していました。

カウチサーフィンとは？
旅人が集まり、旅人と旅人をつなげるコミュニティ・サービス。登録するとホストか旅人を選択できます。どちらにもなることも可能です。
ホストは旅人にカウチ（寝る場所）を提供します。旅人はホストに泊まらせてもらう代わりに自分の特技を活かしてお返しをします。
例えば楽器が弾ける人は楽器を教えたり、言語を教えたりします。

旅好きのコミュニティのため、ホストもみんな旅好きです。カウチサーフィンを使って海外のホストにお世話になった経験から、自身もホストとして旅人を受け入れている人が多かったです。また、旅に行けない時期に、ホストとなって異文化交流を楽しんでいる印象でした。

②日本を代表して、小さなことでも日本文化を伝える　　

日本を代表するというと大袈裟かもしれませんが、日本で生まれ育ったというだけで、ホストよりも日本に詳しいことは間違いないです。

カウチサーフィンで日本に興味を持っているホストにたくさん出会いました。世界には日本人が珍しい場所があることも知りました。スウェーデンの首都ストックホルムでも、レストランの店員さんに日本人に会うのは珍しいと言われました。

自分は特技なんてないし、何をお返しできるのだろうと思っていましたが、すごく得意なことではなくても、少しでもできることがあれば相手に喜んでもらえると学びました。
私は、ホストの家でお寿司やお好み焼きなど、簡単な日本食を作っていました。いなり寿司の素は失敗なく便利なので、日本から持っていくことをおすすめします。
海外で日本食が一般的になっているとはいえ、日本の家庭料理を食べる機会はほとんどないと思います。料理に自信がある人は自分の得意料理を振る舞うととても喜ばれることでしょう。

余談ですが、トラブルがあり全くお返しができなかったこともあります。オランダでカウチサーフィンを利用した時、現地の大学生にお世話になりました。実はその道中の電車の中で居眠りをしてしまい、その隙に財布を盗まれて一文なしになってしまいました。

大ピンチでテンションガタ落ちだったのですが、ホストの計らいでその日開かれていたホームパーティーに参加させてもらい、チーズフォンデュ、チョコレートフォンデュまでご馳走になりました。優しいホストのおかげで、一文なしの状態でも本当に素敵な時間を過ごさせてもらいました。
その時のホストには、財布を盗まれる前にベルギーで買ったチョコをお土産に渡しただけで、何もお返しができませんでした。
ホストの優しさに感動し、感謝の気持ちでいっぱいで、世界は愛で溢れていると思えるような温かい気持ちになりました。

世界を旅をしながら現地の人と関わり、日本人を代表して日本の文化を伝えて、異文化交流を楽しんでみませんか。一歩踏み出すときっと世界が広がります。