見出し画像

【テディベア編】ロマンに生きているか?

どうも天才ジュエラーです。

ダメ人間(更生中)の私にだって、ひときわロマンなエピソードがあります。なんせ令和きっての"理想家(自称)"ですから。

結婚前の妻と旅行に行ったときのこと。
ふと入った「那須テディベアミュージアム」のお土産コーナーにて、とある出逢いを果たしました。

最高級のSteiff(シュタイフ)との出逢い



2〜3000円ほどの価格帯で可愛らしいクマちゃんが並んでいる中、
私はレジ奥に鎮座するやたらクラシカルな面構えの熊と目があってしまいました。

すかさず店員さんに声かけて、そのクラシック熊を取ってもらいました。

初めて彼に触れた瞬間、ドイツの職人さんの息吹きを、まるで肌と肌が触れ合った時のようにありありと感じたのです!
そして私の前髪はその息吹にゆれたのです。


しかし、値段を見ると4万オーバー。

そんな高価なものを簡単に買える預金残高なんてありません。常人なら「いつか買いたいね」で済ませるでしょう。
ただ、当時の私は「ロマン」方向にメーター振り切っており、運命的な出逢いをみすみす見逃すなんて事はしません。

「明日」より「理想」を選び、フルスロットルでパディ(熊の名)を迎え入れました。

結婚前の楽しかった旅先の思い出を、最高品質の"相棒"とともに持ち帰ったのです。

そしてそれがドイツの最高級テディベアメーカー、Steiff(シュタイフ)との出逢いでした。


シュタイフの魅力①

シュタイフとは…
わかりやすく言えば、
「テディベア界のリーバイス!」
です。

他に例えるなら、
「テディベア界のレッドウィング!」
「テディベア界のフェンダー!」
「テディベア界のマイルス・デイヴィス!」
「テディベア界のスーパーゼネコン!」
「テディベア界の夏目漱石!」
です。

つまりは業界ナンバーワン。


そして、
"テディベア"とは
つまりクマちゃんのぬいぐるみです。

その小さい体にはあらゆる魅力が内包されており、その中のどこに惹かれるのかはまさしく十人十色です。

「可愛らしい見た目」
「100年以上に渡る長い歴史」
「限定品などの希少性」
「素材感」
「シーズン毎に新熊の登場するバラエティ性」

などなど

ちなみに私はと言いますと、
12歳のころから暇さえあれば服屋に赴き、まるで博物館を見て回るように愛を持って洋服に触れ、実際に洋服屋で働いていたほど"洋服愛好家"です。

そんな私がシュタイフに思うのは、
「Saint James ※1やKerry Woolen Mills ※2 、Borsalino ※3にそっくりだ…」

※1 フランス、ノルマンディ地方で130年以上バスクシャツを作り続けているメーカー
※2 アイルランドにて140年以上続くニットメーカー
※3 イタリアの老舗高級帽子メーカー。52の工程を手作業で行うというこだわり製法を持つ。


良質な天然素材を使用し、伝統的な手法で製作されているのが手に取ればわかるのです。

私はその「ずっと変わらない優しい品質」に心奪われています。
(自分アラサー男。ナチュラルにテディベア好き。良いものは良いと胸を張る。)


シュタイフの魅力②


シュタイフの新コレクション毎の"新しい仲間たち"も大きな魅力のひとつです。

①大きさや体型、表情の違う新入りさん

②"熊のパディントン"や"プーさん"、"スヌーピー"などのキャラクターもの

③ナマケモノやクワッカワラビーなど珍しい動物たち

④ロックバンド"Queen"やお洒落デザインユニット"フラグメント"などとのコラボもの

⑤ディズニープリンセスなど人型のぬいぐるみ

などなど
本当にバラエティ豊かです。


挙げ句の果てに





シュタイフ×ケンタウロスなんて
変わり種も揃ってます。


ジョン・レノンのコラボ出たら即買います。
10万でも買う。



総括


服や靴、楽器、または音楽なども同じです。

情熱注いで作られるものは、果てない魅力が生まれます。

可愛いクマちゃんのテディベアだってそのひとつ。

彼らは"ロマン"溢れているのです。


こういう素敵なメーカーの品を買ってあげることも、素敵な未来を創造する大切な手段のひとつ。

だから、ロマンにお金使うことは悪いことではありません。
ロマンは人生を彩ります。
(でもフルスロットル散財は良くないと学びました。)


追伸
うちの"パディ"はずっとマスクをつけてます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?