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副会長・夏井いつきの新刊より2冊ご紹介

この記事は、日本俳句教育研究会のJUGEMブログ(2018.01.08 Monday)に掲載された内容を転載しています。by 事務局長・八塚秀美
参照元:http://info.e-nhkk.net/

~2018年俳句を始めてみませんか?~

『2018年版 夏井いつきの365日季語手帖』(レゾンクリエイト)

毎日、季語と名句を一つずつ味わい、その季語を使った俳句も記録できる、俳句のある365日を送るための一冊。記入欄には発想のヒントもついています。

また、詠んだ俳句を投句すると、優秀句は次年度の季語手帖に掲載されるという特典付きなので、2018年度版には、読者から投稿された俳句が、各季語ごとに掲載されています。愉快なのは、季語毎の選句なので、投句が一句しかなかったものも「ラッキー掲載」されていること。初心者でも、投句の少なそうな季語にチャレンジすれば掲載されるチャンスありです!その上、2019年度版では、投稿俳句が本編の名句鑑賞にも採用されるとのこと。投句や書籍掲載などの目的をもって俳句を始めたい人にオススメです。

『2択で学ぶ赤ペン俳句教室 』(ヨシモトブックス)

-バラエティ番組「プレバト! ! 」の公式本第2弾!-
俳句を学びたい人のための、番組で出てきた俳句を使った「俳句教室」。番組の記録としても楽しめますが、どちらが才能アリかの2択問題を解いたり(1章)、名人・特待生の昇格か降格かを考えたり(2章)、赤ペン先生に代わって添削したり(3章)…と、どの章も問題を読者が自分の頭で考えていくことで、俳句の構造や詩の生み方などの「才能アリ」の極意などが学べる一冊になっています。
過去に見た番組が、問題を解いていくときのヒントになって回答までの道筋を助けてくれるので、難しい俳句の勉強はどうも…という人に、気軽に始めて深く学べるオススメの書。番組を見ていない人も、詳しい解説があるのでしっかり学べます!

もちろん、公式本ならではの裏話も!