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大きな悲しみ   詩

小さな悲しみの数々がつもりつもって
大きな悲しみの集合体になるのである。ズボンのファスナーがしまりにくくなった太り方一つにしても髪に二つの枝毛を発見しても女性には悲しいのである。決定的なのはヘソがたてになる理想の腹が横になりお腹のぜい肉が邪魔な物として存在するのである。
今時の美的感覚にはついてゆけない
大きな悲しみを私は背負っているのです。

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