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8月から始める3ヵ月限定Shibakawaの鷲応援マガジン

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2016年8月-10月までの期間限定マガジンです。楽天の試合評、データを中心としたコラムなど合計40本以上を寄稿します
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#美馬学

【試合評】 美馬12被安打4失点で二桁逃す。伸びしろ頭打ちの9敗目~10月4日●楽天イーグルス2-4ロッテ



美馬学、悲願の二桁勝利届かず。チームは5位確定勝てば自己初の二桁勝利。球団でも岩隈、田中、永井、則本に次ぐ5人目の快挙。4位浮上の可能性を最終戦につなげる、そういう大切な試合だったが、先発・美馬が好相性だったはずの敵地で打ち込まれた。

前回対戦時に頭部死球で危険球退場となった因縁の清田に2本の二塁打を痛打されるなど、8回途中で被安打12(うち被長打6)の4失点。8回は続投志願でマウンドに向か

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【試合評】好投も終盤に暗転。美馬学が10勝を逃したその背景とは?!~2016年9月28日●楽天イーグルス5-6オリックス



見事だった西攻略の4回先制4点劇いやはや...残念な夜になってしまった。

楽天先発は自己最多の二桁10勝を目指す美馬。オリックス先発も今季最終登板で3年連続10勝を狙う西。共に譲れない両右腕のマッチアップは、楽天が完全に主導権を握ったかにみえた。

2回表の攻撃だった。初回わずか8球で三者凡退に倒れた楽天打線が、5本の短長打を集めて、一気に4点を先制、西を攻略した。

先頭の4番・ウィーラー

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【試合評】キャリアを左右する清田頭部死球。美馬学の危険球退場は2014年6月以来、2年3ヵ月ぶり...~2016年9月22日●楽天イーグルス0-2ロッテ



楽天の先発は美馬。幕張の風が美馬に合うのだろう、2013年9月11日の登板以来、34.2回を投げて失点は僅かに2に止めるほど、QVCマリンフィールドでは、ここのところ快投が続いていた。

前日は台風接近の降雨で雨で流れ、そのスライド登板である。昨年は2度スライド登板を経験し、2度とも5回5失点で敗戦投手になった美馬だったが、今回はその影響を全く感じさせないほどの好投だった。

ロッテ打線を5回

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【試合評】合計3ホーマー8安打8打点。「MOSトリオ」獅子奮迅の槍働き~2016年9月12日○楽天イーグルス11-2オリックス



今夜も4本のホームラン攻勢。15安打11得点の圧勝!!後半戦の楽天は本当に強い。破壊力がある。1試合平均得点、前半戦はリーグ5位の3.74だったのが、後半戦に限って言えば4.07だ。これはリーグ3位の好値である。プロ初先発になった新人の赤間以下、プロ初登板の齋藤綱、昨年DeNAを戦力外になり拾われていた大田と、力量劣るオリックス投手陣を15安打の猛攻で11得点と圧勝した。

8月25日以降、い

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【試合評】好調イヌワシ打線が増井浩俊に苦しんだその理由と、茂木&今江に見た光明。美馬が崩れたその背景とは?~2016年9月1日●楽天イーグルス0-8日本ハム



三度、自力CS消滅完敗である。楽天は今季15度目の零敗、東京ドーム3連戦の第3戦を終えた。

8月は打撃絶好調、直近6試合で15発を量産したイヌワシ打線は、この日、ピタリと爆音が止んだ。ファイターズ先発・増井浩俊の前に6回まで僅かに散発3安打。終わってみれば9回を8安打に封じられ、増井にプロ初の完封シャットアウトを許す敗戦。

頼みの外国人はウィーラーとペゲーロが1単打ずつ。外国人3人合計11

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【試合評】梨田監督が先発・美馬を7回アタマから代えたその背景とは?!~2016年8月11日●楽天イーグルス0-4ロッテ



楽天は今シーズン12度目の零敗先発・美馬は6回1失点。投球回を上回る被安打、与四球を記録しながらも、失点は初回に福浦に浴びた先制打の最少失点に止める"懸命の101球"。

その好投に報いたかったが、打線が沈黙した。相手先発・唐川の前に6単打、ゲームセットまで無得点に終わった。唐川にプロ通算6度目の完封勝利を献上した(そのうち3度は楽天戦)。

最大チャンスになった6回1死満塁では、今江、銀次が

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