不完全燃焼を糧に。終盤の"キーストーン"を目指す、楽天・石橋良太の現在地とは

こんにちは。信州上田在住、故郷の英雄・真田幸村の赤備えがクリムゾンレッドにみえる、楽天推しの野球ブロガー、@eagleshibakawaです。

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今回は、石橋良太投手の2016年を振り返ってみたいと思います。

オコエ瑠偉選手を始め、野手大量指名になった2015年ドラフト。
そのなかで唯一の投手指名が、石橋投手でした。
ドラフト5位でHondaから楽天入り。
即戦力候補としての活躍が期待されていました。

即戦力の評判も、悔しさかみしめたルーキーイヤーに

当時の『野球太郎 2015ドラフト総決算号&2016大展望号』の寸評をみると、「先発、中継ぎ、どちらでも順応できる野球頭脳が一番の武器。向こうっ気の強さを活かすなら、勝ち試合の中継ぎで。」と高評価でした。

梨田昌孝監督ら首脳陣の期待度も大きく、開幕前の対外戦で8試合の機会を与えられ、8.1回3失点(自責1)とアピールに成功。
みごと、開幕1軍切符を手にしました。

しかし、プロ1年目の成績は、4度の登録抹消を繰り返し、わずか6試合、5.1回で防御率13.50。詳細は打者30人、被安打10、被本塁打2、奪三振4、与四球4、失点8、自責点8、WHIP2.63。
僕らファンの期待を大きく裏切り、まさに不完全燃焼のルーキーイヤーになってしまいました。

ファームで着々と進んだ1軍ブルペン定着計画とは?

結局、7月21日に1軍抹消になった後、石橋投手が1軍に戻ってくることはありませんでした。

しかし、ファームでは、2年目リベンジへ向け、2017年の1軍ブルペンを支える「投」の"要石"になるべく、着々と準備を進めていたのです。

まずは、下記表をご覧ください。

◎試合数でみる楽天リリーフ投手の稼働状況

イーグルスの救援防御率は4.53、12球団ワースト。
新戦力の台頭や、若手による複数年の活躍が乏しく、近年は、青山浩二投手、福山博之投手、松井裕樹投手の3人に過剰な負担がかかっている状況です。

この非常事態を解消すべく、球団はドラフトで池田隆英投手、菅原秀投手、森原康平投手、高梨雄平投手といった即戦力を獲得、新外国人にハーマン投手を迎えるなど、ブルペンの選手層に厚みを持たせる補強を実施。

その一方で、石橋投手が2017年の1軍ブルペンを担えるように、ファームで相応の起用法で、経験を積ませていたのです。

どういうことなのか?!
下記で詳しくみていきましょう!

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