12月最初の日曜日に舞い込んだ、マギー巨人入りと、柿澤=小山トレードへの雑感

こんにちは。故郷の英雄・真田幸村の赤備えがクリムゾンレッドに見える信州上田在住の楽天ファン、ブログ有料メルマガnoteの運営と合わせて、「週刊野球太郎」「ベースボールチャンネル」など野球専門メディアにも寄稿する野球ブロガーの@eagleshibakawaです。

昨日12月4日、12月最初の日曜日は、鷲ファンにとって、驚きのニュースが2本舞い込んできました。

1本目は朝方です。2013年の日本一に大きく貢献したケーシー・マギー選手の巨人入りが決まったというニュース。

かねてから巨人、阪神を中心とする複数球団の獲得検討報道がありましたので、心の準備はできていました。しかし、いざ決まると、心中複雑です。

というのは、何度も書いてますが、ぼくは「良き思い出はそっとそのまま大切にしたいタイプ」なんです。

あれから3年経ちました。
マギー選手は来年35歳になります。
普通に考えれば、2013年(投手入れたパリーグWARランキングで3位のWAR5.1だった)と同程度の活躍は難しいでしょう。
東京ドームで精彩を欠き、マスコミやファンからやいのやいのと吊るし上げられてしまう姿は、正直、見たくない光景です。

また好活躍した場合は、それはそれで、また別の複雑な思いが胸中をよぎることになります。
完全な後出しジャンケンを承知で、おそらくこうブーたれることになるからです。
「昨年オフ、なぜ今江敏晃(来年から年晶)選手をFAで取ってしまったのか...あの時点でマギー選手と説得し、契約すべきだったのでは...」
こう悔やむことになるのが、目に見えているからなんです。

マギー選手の成績予測。現時点でいえば、頑張っても2013年成績の8掛けくらいではないでしょうか。6~7掛けもありそうです。今年のギャレット選手みたいに、打撃成績はまずまずも、守備成績で打撃の貯金を全て吐き出し、WARではわずかに0.8、こういうパターンもありそうです。

マギー選手はMLBに出戻った後、急速に長打力に陰りが生じました。
カムバック賞を取った2014年は、マーリンズの球場が本塁打が出にくいことを考慮しても、616打席でわずかに4本は寂しかった。
昨年は237打席で2本どまり。タイガースでプレーした92打席の今年は、長打といえば右翼二塁打の1本だけと、シングルヒッター化に拍車がかかっていました。

驚いたといえば、午後に飛び込んできた柿澤貴裕選手と巨人・小山雄輝選手の交換トレードのほうが、びっくりしました。

各種報道によると、

「若手野手の層を厚くしたい巨人と、投手陣の整備を進めたい楽天の思惑が一致」(スポーツ報知)

「若手野手の層を厚くしたい巨人と、投手陣強化を求めた楽天の思惑が一致」(スポニチアネックス)

「将来性を見越して強打の若手内野手を探していた巨人と、先発、リリーフの両適性を兼ね備えた投手を求めていた楽天の思惑が合致」(日刊スポーツ)

とのこと。

それでも、随分、思い切った決断をしたなあと思いました。

というのは、、、

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