2017年、梨田昌孝監督を胴上げに導く、楽天イーグルス注目の若鷲7選手!!

こんにちは。信州上田在住、故郷の英雄・真田幸村の赤備えがクリムゾンレッドにみえる、楽天推しの野球ブロガー、@eagleshibakawaです。

2017年は梨田昌孝監督の就任2年目。
過去、近鉄でも日本ハムでも就任2年目にリーグ優勝していますから、2017年は俄然、期待が高まります!

「2度あることは3度ある」って言いますし、そらもうワクワクです!
外国人打者は3年目のウィーラー選手を中心に、各々NPBに順応をみせていますし、投手陣ではFAで岸孝之投手が加わりました。
"パリーグの頭脳"細川亨捕手もジョインし、鷹や獅子退治の準備は万端。
IT企業らしく、新世代の打撃練習システム「VR打撃練習」が、いよいよ本格稼働します。

2017年、まずは4年ぶりAクラスへ。
さらにその上のリーグ制覇を目指していく。
鷲ファンにとって「夢と感動に満ちたシーズン」になることを願っています。

そんななか、2017年の活躍を期待したい、1軍台頭が待ち望まれる注目の若手選手を選んでみました。

2017年の「7」にかけて、杜の都を興奮させる7人の若き侍を、鷲ファンきってのデータ好き、「週刊野球太郎」「ベースボールチャンネル」など野球専門媒体への寄稿も行う@eagleshibakawaが選んでみました。

こんな感じ↓のルールを設けて、選んでみました。

・来年25歳以下&プロ4年目以下を満たす31選手の中から選出
・野手3人、投手4人を選んだ
・オコエ選手のみ800字、他6選手は600字の所見をつけた。

\寒さを吹っ飛ばせ! 本文4,400字、熱く語り尽くしました/ 

あなたが贔屓にする選手は入っている??
それでは、さっそくいってみましょう!!!


オコエ瑠偉・・・完全ジャックの超特急!!

185cm、90kg。右投右打、外野手。プロ2年目、20歳。

《2016年の打撃成績》
打率.185、出塁率.233、長打率.294
51試合、130打席、119打数22安打、14得点、6打点、6二塁打、2三塁打、1本塁打、27三振、6四球、2死球、1犠打、2犠飛、4盗塁、4盗塁死

想像のはるか上をいく衝撃だった。
ぼくら野球好きが「新たな恋」に落ちるのに、時間はかからなかった。
たとえば、6月29日オリックス戦。
終盤9回1死走者なしのオコエ超特急は、観衆1万3,000人の心を完全ジャックする瞬間になった。

鋭いライナーがセカンド頭上を越え、誰もが右前単打の予定調和に包まれたそのとき、一陣の風になった18歳は1塁ではなく2塁に滑り込んでいた。
肩に定評のある糸井嘉男の返球との競争。
一足先に制した到達タイムは、驚きの7.62秒。
プロで俊足と評価される基準を0.67秒も短縮したその場面は、パリーグ54年ぶり開催になった南国の宴に、まるでハイビスカスのような花を添えるプレーである。
ブッソウゲとも呼ばれるこの花の花言葉は「新しい恋」、「勇敢」。
未来のトリプルスリー候補にぴったりだ。

出場51試合中、33試合で中堅スタメン出場。
主に交流戦からオールスターまで積極起用され、苦戦を強いられていたチームの雰囲気を変える活躍をみせている。
守備では自らの守備範囲に飛んだフェンス際大飛球の69.2%をアウトにする活躍。打撃では22安打中、自慢の足を活かして9本の長打を記録した。
5月31日には阪神ドラ1・高山俊が一閃した左中間深部の快飛球に追いつくと、三木谷オーナーが見守った6月18日には横浜ドラ1左腕・今永昇太からプロ1号を左中間へ射掛けた。

総打席数は448を数えている。
この場数は山田哲人、筒香嘉智の1年目打席数に迫る多さで、球団が掲げた高卒3年目山田哲人計画は順調だ。
11月下旬に参戦したアジアウインターリーグでは、一回り大きくなった体躯になって表れ、33打席でフェンス際大飛球を5本放つなど、パワーアップした姿をみせている。

ポスティングでのMLB挑戦を夢に持つオコエにとって、2年目の成長も濃密すぎるものになりそうだ。
守備力に不安を残す1軍外野陣の現状をみると、まとまった出場機会を得る可能性は高い。
早くもその一挙手一投足が楽しみなのだ。


藤平尚真・・・宮城の野球好きを唸らせた本格派右腕

186cm、84kg。右投右打、投手。プロ1年目、19歳。

いやはや!またか!まだまだだ!!
夏の甲子園で唸りを上げたのは、本格派右腕の剛速球だった。
相手打者がスイングをかけても、まるで当たらない。
おもしろいことにその59.5%でバットは空を切っていた。
この値、作新学院・今井達也(西武)は24.9%だったから、186cm・84kgという立派な体躯から繰り出されるファストボールの威力がうかがえる。

10月20日、ぼくらが田中正義を始め「大学BIG3」を予想した楽天の1位指名。実際は横浜高のエース・藤平尚真だった。
しかし、夏の甲子園、8回13奪三振1失点、鎧袖一触で宮城代表・東北高を退けたマウンド姿を目撃した仙台のファンなら、この結果に納得した方は多かったはずだ。信州上田在住のぼくも、その1人になる。

今度は東北のために繰り出される生命線の真っすぐは、最速152km。
夏の甲子園では最速148km、平均143.4kmを計測していた。
145km以上の投球数では今井に次ぐ2位にランクイン。
走者を背負っても、目立った球速ダウンを起こさない点も、強みの1つだ。

変化球の精度は発展途上ながらも、スライダー、カーブ、フォーク、シンカーなど多彩に投げ分ける。
夏の甲子園、右打者の変化球ストライク率が42.1%止まりだったところは、今後の課題点だ。

しばらくは土台作りに励み、先発ローテ陣に疲れがみえた夏場に1軍デビュー。4~5勝を目指すロードマップが理想。
安楽智大、釜田佳直ら若鷲有望株と共に切磋琢磨し、東北に投手王国を築くその先頭に立ってもらいたい。

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