後追い戦略

前々回の参入阻止行動で

相手に先んじて行動することの利点を考察しました

今回は先に相手に行動させ、後から行動することの利点を考察します。

ビジネスにおいてこの利点を活用する場合、相手が行なった行動の中に今後のビジネスのカギを握るヒントを見出し、持ち前のブランド力や生産力によって一気に巻き返しを図ることができます。言ってみれば大企業ならではの戦略と言って良いかもしれません。

これに関する面白い例があったので載せておきます。

あるヨットレースで決勝が行われました。先攻チームはインコースを走り、追うチームはアウトコースを走っています。その途中で急に風向きが変わり、後を追っていたチームが有利になったことから逆転勝利を掴むことができたという話です。

先行していたチームは言いました

"自分たちもアウトコースを走っていれば良かった。前を走っていたのだから同じ条件であれば必ず勝っていただろう"と。


僕たちも学生時代や就職して間もない頃は"買いたいけどムリ"なことってよくありますよね。でもそれで良いのです。

"お金が入ったこうする"という戦略があれば後は入ってくるのを待つだけです。ただしそのためには正しい戦略が必要となります。化粧品なら肌に合うのか、値段はもっと安いものはないか、逆に安すぎるから不安など実際に試してみなければ分からないことも多いですよね。

しかし実際に試すのも相手がするか自分がするかの違いくらいです。個人差のある化粧品やサプリメントなら尚更自分が試してみて、効果があれば継続して買い続けることに不安はないはずです。何をまた当たり前のことを思われるかもしれませんが私たちが何気なく行なっていることは実は立派な戦略になっていることもあるのです。

だから失敗してもそんなに落ち込まなくても良いんです。次は何を試そうかと考える方がずっと楽しいですしね^^

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