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半年だけ復活してたMUSIC LIFE

お読みいただきありがとうございます。E AND I CREATIONSの遠藤です。
日本語ネタも若干尽きてきたので、趣味の話なんぞ。

宝物

宝物といったら大袈裟ですが、絶対手放したくないのが、この【MUSIC LIFE】シンコーミュージックから編集・発行された洋楽中心の雑誌です。

当時といえば、ラジオのエアチェック、MTV、Sony MusicTVを愛でながら育ち、学校に行けば音楽の話。レンタルレコード屋『 You & I 』の店主と仲良くなり、オススメを聞きつつ、オススメもしていた時代でした。カセット・ウォークマンをお小遣いで買い、好きなアルバムを聴きながら街を闊歩してました。完全なる『アルバム世代』。学生時代はレンタルで借りてダビングしてカセットに曲順を書きながらアルバムを聴くルーティン。CDやレコードのトータル分数を見て、カセットテープの長さを決めたり、B面にいくタイミングはとても緊張したりと、今では考えられないような時間の使い方をしていたなと思います。

MUSIC LIFEの歴史

【MUSIC LIFE】は歴史が古く、1951年頃からスタートして80年代はバイブル本として、わたしたちに情報を与えてくれました。もちろん立ち読み上等で楽しませていただきました😍

シンコーミュージックは、1984年に『BURRN!』を創刊、1988年『クロスビート』を創刊。ジャンルを分けて濃ゆい情報を読者に届けていました。私はクロスビート派でしたが『rockin'on』とジャンルの傾向が似ていたので、どっちを毎月読むか〜特集で買うか!と悩むような二大雑誌でした。時代的にジャンルがより分散された背景もあり、特集やよりコアな記事を組む雑誌が多かったです。

そんな熱い熱い雑誌がひしめく中で【MUSIC LIFE】は雑誌としての立ち位置が危ぶまれる時を迎えました。そして一度は消えたその灯火が・・・。

サイズを変えて復活よ
1998年5月号から1998年12月号

レコードコレクターズやミュージックマガジンと同じサイズにリニューアル。せっかくなので毎月楽しく買わせていただいていました。しかし!!

本当に突然よ

1998年12月号に突然の休刊のお知らせが😳
結構ショックで、それ以来この8冊の【MUSIC LIFE】は宝物になりました。絶対手放しません!

音楽との関わり方

音楽の情報をほとんど雑誌で入手していたあの頃。好きなライターさんの紹介なら買う!とか、大きくプッシュされていたら買う!とか、ジャケット見て買う!とか、今では考えられないくらい音楽にお金を使っていたあの頃。友人との待ち合わせはHMV、クラブで聴いてはタワレコに走り、わざわざ日本盤を買いライナーノーツをむさぼりながら「そーかーそーかー」と思いながら聴いたあの頃。おすすめの音楽を共有するのに、カセットやMDに一曲づつ選曲して順番まで考えたあの頃。立ち読みで来日情報を入手しつつチケットを取るために友人たちと打ち合わせしたり、長電話したりしたあの頃。

もう青春だったわ

そうやってちょっと苦労した時代のほうが音楽に貪欲だったな。

単純に懐かしい



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