葉先の枯れが怖かった。

土を購入し、鉢に備え付けの黒めの土と交換する。
土の構成はインターネットを頼りに、赤玉土、腐葉土、バーミキュライトを配合した。更に石灰を混ぜてPh値を調整する。土いじりの作業は思いのほか時間がかかった。

土を交換した理由としては、もしや、菌に由来するやばい病気か！？という懸念があったからだ。そうなると備え付けの土も心配だった。全体を一から見直してみる必要性を感じた。
ただ、掘り返してみると、菌糸などはまったく見つからなかった。

鉢の土を開けてみると、いっぱいに水が溜まっており、全体が泥のようになっていた。

そして気がついた。
葉枯れの原因は、単に、水のやりすぎだったのかもしれない。

あーりんは、「植物は太陽光と水を光合成してエネルギーとする」という基礎的すぎる基礎情報から、「とりあえず水を与えていればOK」的思考で運用していた。
甘い考えだった。
相手の本当の事情にも構わずに、身勝手に、与えすぎていたのかもしれなかった。
過保護。
水を与える量は減らしてみよう。完全に表面が乾くまで。

黄変したところは回復不能。ハサミで切り取った。よくある対処法らしい。見栄えはまあまあになった。