2回目のワクチンを接種して、2週間が経とうとしている。だからといって、ヒャッホー！と外を出歩く訳ではないが、やはり重篤化はしないだろう、という安心感はある。

先に2回目接種を済ませた同年代の友人たちからは、覚悟した方がいいよー、副反応が一回目と比べものにならないよー、と脅かされまくったので、1週間は予定を空にして挑んだ。

意外なことに、腕の痛みが1回目ほどではなかった。前回は腕の痛みで、お風呂も入れますよ、と言われても、三日は入れなかった(夏場に流石に臭うなりました)。今回は、その日のうちに、あれ、痛くないから今のうちに入っておこう、と入浴もできた。その晩は37℃前後の微熱で、へえ、こんなもんか、と終わった。

翌日、少々の怠さはあったので、ベッドに転がりながら、スマホでできる入力作業や連絡事項のやりとりをしていた。昼頃から、なんか熱いぞ、と測ってみると、38℃を超えている。頭痛などはなく、ひたすら熱いだけ。薬を飲むほどじゃないかな、と水分補給だけして、作業をやめて休む。これが夕方になると、38.9℃、生まれて初めて見る体温になっていた。それでも、熱いのと、流石に歩く時にフラつくだけで、頭痛や腕の痛みはない。主人から、解熱剤の服用を勧められて、もうちょい記録更新してみたい欲もあったが、昼寝もしたし、夜眠れないと嫌だな、と素直に服用。お陰で翌日には37℃台に落ち着いた。相変わらず腕の痛みは全くない。へえ、これで終わりかあ、と拍子抜け。

が、その翌日、オンライン会議の途中で、胸がキューっと熱くなる嫌な感じがあり、脂汗が出た。まさかこれは、噂に聞く心筋炎？！と思うとますますキューっと苦しくなる。大急ぎで会議を抜けて、近くのクリニックに走り込んだ。症状を告げると、すぐに心電図や血圧、血中酸素濃度を調べてくれた。医療崩壊していない地域で本当に助かった。結果、血中酸素濃度は99あり問題なし、血圧も異常なし、ただし若干の不整脈が見られる、との事。高熱を出した事や、年齢的にホルモンバランスの乱れもあるだろうから、一時的なもので、急を要するような事態ではないですよ、と言われた瞬間からホッとして、心臓が楽になった。まさに病は気から。

今回、周りの方から、副反応が若い人並みでいいね！と言われたことに、すっかり気を良くした。えらい目にあった、と思っていたけど、若い人並みかあ、えへへ😁

ちょっとした言葉で、心の向きも体調も一変する。周りを元気にする言葉を使っていきたいなとつくづく感じた。