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初日から心が折れそうな煎じ薬

長年悩まされている症状 (今度別途書きたいと思う) に、いい加減セルフケアが嫌になって 「そうだ! 漢方はどうだろう!?」 と思いつき、会社を遅刻して病院に行ってきた。
(西洋医学ではもう治ったことになっている)

中国系の医師に丁寧に診察してもらい、「保険効かないけど」 と、煎じ薬を処方してもらうことにした (ツムラの漢方薬なども出してくれるし、そちらは保険適用)。
いくらなのかは多分医師も詳しくないのだろう。
3,000 円程度でおさまることを確認し、

「お茶みたいなものですよね」

と、軽く考え、この煩わしい症状が完治するならと二つ返事で OK した。

初診だから 1 週間しか出せないということで、飲み方についても漢方薬剤師から詳しく説明を受ける。
非常に詳しく説明してくれた。

なぜなら飲むのがそんなに簡単ではないからだ。
そして 6 日分で 2,200 円。
1 杯 400 円弱だ。

まぁ、高級なお茶だと考えればそんなものか。
大体にしてグラム数にしたらかなり入っているし。
(だから 6 日分でもかなりかさばる量になった)


これがなかなか飲むのがめんどくさいのである。

まず、西洋薬を飲む時は 1 時間ずらさないといけないらしい。
私は旅行によく行くため、毎日低用量ピルを服用してスケジュールを調節している。

朝イチ飲み忘れたことにより帰宅後ピルを飲む必要があったため、煎じ薬はさらにその後 1 時間後……。
朝ごはんも食べずに行ったので、朝ごはんはさらにその後…… (煎じ薬は食前の方がいいとされているらしい)。

もうお昼になってしまうのではないかと思ったが、案の定お昼に今これを食べずに書いている。
煎じ薬まずすぎる。


作り方が 「料理か!?」 っていうくらい面倒なので驚いた。
そりゃー漢方エキスの顆粒が主流になるわけだ。

あれを 「お湯に溶いて飲め」 と言われた場合でさえけっこうしんどいのに、煎じ薬はその 10 倍は面倒だった。

【作り方】

  1. 600cc の水と煎じ薬 (不織布に入っている) を鍋 (鉄・銅以外) に入れ、沸騰させた後弱火でコトコト 20 分煮る。

  2. 煎じ液を取り出し、また水を 300cc 鍋に入れ、同じように沸騰させた後弱火で 15 分コトコト煮る。

  3. 1 と 2 で得た液をよく混ぜ合わせ、半分飲む (残りは明日再度温めて飲む)。


私の薬は、の場合なので、薬によっては作り方も違うらしい。

とにかく出来上がりまでに最短でも 45 分くらいはかかる。
そしてできあがったものがめちゃめちゃ (ってほどでもないのかもしれないが) まずい。
この匂いは昔嗅いだことあるな……。
昔出された顆粒の漢方と、同じものが入っているんだろう……。

150 ~ 200cc 飲む、という話だったがトータル 500cc できてしまったので 250cc 飲む羽目に……。

多いとつらいけど、少ないとまた味が濃くてつらいんだろうな……。
どっちがいいのか分らない。

しかも明日飲むときはレンジで温めるのは NG らしく、鍋を出して煮ないといけないようだ。


甘草は私かなり嫌いなのだけれど、甘草喉にいいから仕方ない。
バッチリ ガッツリ入っている。


なんとか味をごまかそうとかわいいそば猪口で飲んでみたが、まずさ変わらず


「はちみつとか入れてもいい」 って医師に言われたけれど、はちみつでどうにかなるような味ではなさそうだし、大体にして甘草入ってるから甘みで解決できる問題でもなさそう。

どうしたらいいんだろう。
何がつらいんだろう。
におい?
味?


明日のノルマ


なんか調子こいて 「外出時も飲めるようにしよう」 と、帰りに無印で 「ステンレス ボトル」 なんて買ってしまったのだけれど、これを持ち歩くんですか? マジで?
明日からもう飲める気がしないんだけれど。


作るのに 2 日に 1 回 1 時間程度かかり (ガスも 40 分くらい使う)、洗い物も多く、飲むのがしんどくて 1 ヶ月 1 万円かかる薬って、何の罰ゲームだよという感じになってきてしまった……。

ううう口直しに静岡で買って放置していたお茶飴が消費できていいけれど、しんどいなぁ。

セルフケア続けてた方がマシかなぁ。
毎日 10 分程度かかる上に痛いのがしんどくて、漢方だ!

と思ったのにそれ以上のしんどさではないか……。
セルフケアならコストも 1 月 500 円もかからないと思うし。

ただセルフケアだと寛解はするけど完治はしない認識なのだ。


うう、とりあえず煎じたからには明日の分は飲む (と思う) けれど、明後日からはどうかなぁ!!

でも煎じ薬は効くというし、もともとは ↓ の漢方薬局がいいなぁと思ったんだけれど、さすがに甲府は遠いなぁ。かなり気合い入れないと行けないなぁ。


と思っていたところに、よくよく探したら家の近くでも似たような感じで 「本人にピッタリの漢方 (煎じ薬)」 を中国系の医師が処方してくれるところがあったので、それでさえ多分ラッキーなんだと思って行ってみることにした。

35 分も料理 & 800 円も材料費出したら、かなりおいしいものだって作れるのに出来上がるものがコレとは……。


みんなどうやって乗り切っているのだろう。つらい!! (><)

でも 「寒がり」 だということも伝えたら、飲んで 30 分近く経った今、足がさっきより冷えていないように思う。

ひいぃ飲み続ける理由ができてしまうのだろうか (><)




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