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思い出の海苔トースト

どうも、NORIYANOMUSUME、略称ノリ娘。です。
モー娘。みたいに言ってすみません。
言いたいだけです。

海苔屋のムスメのパート2を書きたいと思います。
大したことはひとつもない。

フードエッセイスト・平野紗季子氏の本を読んでいるとき、
喫茶店の海苔トーストが紹介されていた。
そのとき、どこかに置き去りにしていた記憶が急に蘇った。
実家の朝食、母も父も仕事でいないとき、
そして食パンしか家にないとき、変化球メニューとして作っていたアレ(A・R・E)だ!
実家に海苔はいつでもありますからね。

作り方。超簡単。
食パンにマーガリンを塗ります。(今ならバターを塗るけどね。実家はマーガリンしかない家でしたので…)
スライスチーズをのせます。
トースターで3分くらい焼きます。
チーズ溶けてきたなぁぐらいの終盤で食パンにおさまるサイズの焼き海苔をのっけます。
ちょっと焼いたら出来上がり。

チーズが海苔のノリ代わり。あ、接着するノリね。
海苔を最初から載せておくと、焼けすぎて美味しくなくなるので、タイミングが超重要。
焼きすぎるぐらいなら、トースターに入れないほうがいいね。皿の上でオンして。

有明海の海苔は口あたりのよさが誇るべきポイントなのであるが、海苔トーストにもそれが生きてる!
一口目は焼き目がパリッと。口の中に入ると溶ける。
チーズも溶けてる。バターはしみ込んでる。うまい。

この有明海の海苔の口溶けが生かせない料理はラーメンだけだと思っている。

久しぶりに海苔トースト実践しようと思ったのに、わたしの今の家には味つけ海苔と海苔の粉しかなかった。
たぶん味つけ海苔でもうまいんだけど、シンプルな焼き海苔でまずはあの頃を思い出したいんだよね。
使いこんだ実家のトースターが私にはいま、見えている。

海苔トーストには関係ないけれど、口内炎ができたとき、
薬を塗って小さく切った海苔を上から貼っとくと、
塗り薬が唾液に流されずより効果を発揮する、
と親に海苔屋風の口内炎お手当を伝授された。

そのころは幼くて、口内に貼りつけられた海苔が気になって舌を伸ばして食べてしまっていた(笑)
なので、効果があるかどうかは未だ分からない。
体に害はないはずなので口内炎できたら試す価値アリ。

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