見出し画像

測れない世界のほうが大きい

絵本の「ぼくを探しに」を読んだとき、これ私だと。
そして探していく過程でわかったことのひとつを。

足りないピース

自分には何か足りないと思っていて、満たされない何かは、努力してがんばって獲得できたらそれで満たすことができるものだと思っていました。

だから資格を取ったり英語を勉強したり、マクロを習得したり
ものさしで測れるものは確かに役に立つけれど、満たされない気持ちはまた湧いて出てきて、また別の資格やスキル、測れるものを追い求めていく。

測れるからこそ他人と比較できるので、必要以上に敏感になって、測定結果に一喜一憂して、自分は劣っている、自信がない、スキルも能力もないと、このループにハマって抜け出せなくなっているのが過去の自分でした。

それはまるでピザの1ピースの部分が欠けているようで、その欠けた部分は黒く塗りつぶされて底なしに何かを吸い込み続けているイメージで。

この欠けている部分を探していたら、偶然今のコーチの情報に出会い、これまで知らなかった視点から、世界を捉えることができる、ということを知りました。

自分の見る視点が変わると、自分の行動が変わるから外側で起こる世界が変わるということを。

そもそも欠けている?

ピザの欠けている部分ではなく、欠けていない大半を占める部分は、人と共有するものさしがないところで、だから測られない世界。笑顔とかたっぷりな愛情とか豊かに気づくこととか、幸せを感じる気持ちとか、そこは自分が世界をどう感じるかという部分で。それは自分の感情なので、だから誰もが感じることができて、ひとりひとり違って、それが自分らしさという部分。

そのことに気づいたときに、欠けているピースは、そもそも欠けているんだったけ?黒く塗りつぶされていると思っていたけど、そもそも黒いんだっけ?と、本当は何だったっけと、疑問が湧いてきたのです。

欠けていたピースだったのではなくて、そこはもともとあった自分の一部で、黒くもなくて、自在に色を変えられる自分の部分ではないかなと。そう感じたら、これまで持っていたものが新しいイメージになって、なんだかとても大切な部分なのではないかと感じるようになりました。

見えていないだけ

”足りないこと”、”欠けていること”として意識が集中していたところを、新たな見方で捉えることができると、それは実は自分全体のほんの一部だったり、もっと重要なことは他にあったりと、見えていなかっただけであったりするのです。

自分には能力がないからできない、自信がないからできない、とぐるぐると悩んでしまっていたら、その部分にだけ意識が向いてしまっているかもしれません。

捉え方が変わると、足りないからではなくて、自分に大事だと思うものを選んでいくことができます。それが誰かに合わせるのではなく、自分の価値観に沿うことになるから、自然とエネルギーが湧いてきたり、それを継続できたり、自分を大事にしたキャリアを選択することにも繋がります。

今までのぐるぐるから抜け出すには、これまでの見え方を変える必要があるので、これまでとは違うやり方になり、先に不安を感じたりするかもしれません。勇気がいるからこそ、小さな一歩にして、まずは安心できるか確認してみるところから。

人との対話が、安心して違う視点に気づくことができる一番早い方法です。自分自身の捉え方を自分で変えることで、それは行動を変えるから現実が変わり出す。

仕事で行き詰っていた私が、コーチングに出会い、誰かの足元を希望で照らす人になりたいと思うようになり、見えている世界、日々感じること、日常の習慣、関わる人、挑戦する環境が変わりました。

自分を変えたい、もっと成長したいと思う方、こんなコーチングがあるんだと興味がある方は、体験セッションを実施していますので、ご興味ありましたらご連絡ください。Instagramもフォローいただけると嬉しいです。

今日あなたが見えている世界が優しいものでありますように







この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?