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2024.1.27(土)晴れ 本焼きNo.48 Total No.82

焼成開始時気温:5.8℃
焼成開始時湿度:43%
定番テーブルウェアの貫入の入りを少なくしたく、素焼き後に施釉したものと釉薬を生がけしたもの、各2枚づつ用意し実験してみます。
※焼きながら書いているので随時更新です。
<中身>
5号皿x4 (素焼きx2、生がけx2)
豆皿x1
ボウルx1
お茶碗x2
体験の型の小物たちx4
トラ

<時間>
4:59 電源ON 昇温は温度調節なしで、いっきに1,225℃まで
10:24 1,225℃ ※20分間、1,225℃でキープ
10:45 1,215℃ ※20分間、1,215℃でキープ
11:06 1,205℃ ※20分間、1,205℃でキープ
11:27 1,195℃ ※20分間、1,195℃でキープ
11:48 1,185℃ ※20分間、1,185℃でキープ
12:10 1,175℃ ※20分間、1,175℃でキープ
12:30 焼成終了
翌17:40 74℃ Open

<特記事項>
以前より、貫入がヒビ割れのように大きく入りすぎる現象に悩んでいました。貫入は粘土と釉薬の収縮率の差でできる、表面の小さな亀裂のことで、きれいに入っていると、作品のひとつの魅力になりえるものなのですが、最近私の頭を悩ませている貫入はこんな感じです。

素焼き後、ハケ塗りで厚めに施釉。規則的ではない貫入が大きく入っている。

粘土と釉薬の収縮率の差によるものなので、もちろん、粘土と釉薬の組み合わせを変えると良いのですが、今回、施釉方法で何かできないものかと、テストをしてみました。

<条件>
使用粘土:半磁器土
釉薬:ガラス釉(青色)
施釉方法:ハケ塗り
内容:同じ大きさ同じ形状のものを4つ用意し、貫入の入り方に差が出るかどうか試してみました。
1. 素焼き後、厚めに施釉したもの
2. 素焼き後、薄目に施釉したもの
3. 生がけ(素焼きしていない器に施釉すること)で厚めに施釉したもの
4. 生がけで薄目に施釉したもの
※薄目、厚めと言っていますが、施釉後の釉薬の厚みをはかる道具がありませんので、ここは感覚です💦

  1. の素焼き後、厚め が前出のこれになります。

2. 素焼き後、薄目に施釉。やはり不規則な貫入
3. 生がけで厚め。一箇所💦
4. 生がけで薄目。貫入は入らず。きれい。だが、今度は色の薄さが好みじゃない💦

見た感じ、釉薬の厚さが、むしろ大きなファクターのように思いますが、素焼き後施釉と生がけでも確かに差が出ているように思えます。
残りのお皿は全部生がけでやってみようかしら…。

きれいに焼けるとこんな感じ。

実は今回、別の悩みも出現して…

前回まではこんなことなかったのにな、突然あらわれたブクブク😿

これはどうすればいいのでしょう。ご存じの方、教えて下さい。。。
焼成は本当にわからないことが多く、失敗の連続です。せっかくきれいに作った作品が、焼成でダメになるとくじけそうになる。
失敗を記録し、明日の糧にすること。そして、見て下さっている方にも参考になることがあれば、これ幸い。

お読み頂き有難うございます。頑張ります💦

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