きのしたなおみ

川崎市宮前区の小さな工房で陶芸作品を作っています。 和洋折衷なデザインや少しエキセント…

きのしたなおみ

川崎市宮前区の小さな工房で陶芸作品を作っています。 和洋折衷なデザインや少しエキセントリックなジャパニーズテイストが得意。鳥モチーフのデザインが豊富。 ◎装飾的 ◎デザイン重視 〇よそゆき 〇クール 〇凛とした △日常使い △シンプル △かわいい ×ほっこり ×ミニマリスト

マガジン

  • きのしたなおみの極楽窯焼成記録

    陶芸の制作過程の中でも、特に『焼成』に関して記録した(自分の)記事を集めました。主に自分用のメモです。 使用している窯:極楽窯プロ135  電力  100V  2.6kW  (ニ回路方式)  最高温度  1300℃  昇温時間  2時間40分  外形寸法  横幅500㎜×奥行650㎜×高さ710㎜  炉内寸法  横幅300㎜×奥行300㎜×高さ350㎜ 一戸建てのリビングルームに設置しています。 30Aの契約のままで頑張っています! 窯を使用している最中は、電子レンジ、ドライヤー、エアコン、電気ヒーターなどは使えません💦 ・焼成日時 ・焼成時の天気、気温、湿度 ・焼成温度 ・所要時間(何時に開始、何時に終了) ・焼きあがったもので特筆すべきことがあれば(〇〇したら割れたなど) ・気付き などについてメモっていきます。 他の陶芸家さんのご参考になりましたら幸いです。

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2024年の抱負

元日から能登半島の地震という災害で幕をあけた2024年。 少しでも復興の役に立ちたいとオンラインショップでの10%OFFセール実施と売上金の全額を寄付することを決めたが、1月13日現在売れ行きは芳しくない。 陶芸に復帰した一昨年はリハビリ、昨年はただただ楽しいだけの制作をしてきた。無駄だとは思わないが、ちゃんと売ることも考えないと、せっかく世の中の役に立つことをしたいと思っても、微力(無力とは言いたくない)なのだと、新年早々、痛感した。 今年は売ることもちゃんと考え、世の中の

    • 2024.4.20(土)晴れ 素焼きNo.35 Total No.91

      焼成開始時気温:14.0℃ 焼成開始時湿度:58% 京赤土、再生土、京白土/もぐさ土 Mix <中身> カップ x 6 ソーサー x 3 花入れ x 5 りんご x 3 <時間> 5:26 電源ON 6:22 100℃ ※60分あぶり 8:12 200℃ ※30分あぶり 9:16 300℃ ※上蓋しめる 9:47 400℃ 12:00 700℃ 焼成終了 (自然冷却) 翌 8:25 97℃ OPEN <特記事項> りんごちゃんのひとつの柄の部分にヒビが入っているけれど、こ

      • その後のモンスターたち

        前回の本焼きですが、モンスターズの中の2名を無事、スタジオから旅立たせることが出来ました! (モンスターズについては下記の過去記事参照) TOPの写真の子、お花を入れていないとこんな感じ かろうじて水漏れはしません(笑 半分くらいまでしか、お水、入れられませんけど…。 そしてこの子たち。 せっかくだから傾いているのを利用して、杯から水が流れ出る様子を表現したかった。 やり方としては、そのまんま、この子を立たせた状態で、上から釉薬を注ぎ込み、流れ出るにまかせました。 ふ

        • 2024.4.13(土)晴れ 本焼きNo.53 Total No.90

          焼成開始時気温:12.8℃ 焼成開始時湿度:69% 京赤土、再生粘土、半磁器土 <中身> カップ x 4 ソーサー x 4 飯椀 x 3 花入れ x 1 トロフィー? x 1 テストタイル x 1 <時間> 5:37 電源ON 11:47 1,125℃ ※20分ねらし 12:08 1,215℃ ※20分ねらし 12:31 1,205℃ ※20分ねらし 12:53 1,195℃ ※20分ねらし 13:15 1,185℃ ※20分ねらし 13:37 1,175℃ ※20分ねらし

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        • きのしたなおみの極楽窯焼成記録
          12本

        記事

          飯能ものづくりフェアまであとひと月少々…

          あまり書いていませんが、書くことがないのではなく、書くことが多すぎて追いつきません💦 飯能ものづくりフェアまであとひと月少々となりました。 作品数がやはり足りず、購入した折りたたみ出来る棚2台と、以前から使っているテーブルをようやく埋めて在庫が少し残るくらいで、あんまり売れるとディスプレイがスカスカになってしまいます。取り越し苦労になる可能性もありますが(苦笑)、売れまくっても、棚があまりさみしくならない数は用意しておきたい。 ただいま本焼中ですが、当日まで、あと素焼き1回+

          飯能ものづくりフェアまであとひと月少々…

          2024.4.6(土)くもり 本焼きNo.52(還元) Total No.89

          焼成開始時気温:記録忘れ💦 焼成開始時湿度:記録忘れ💦(最近、記録忘れ多い。) 京赤土、再生粘土、(半磁器土) <中身> カップ x 2 ソーサー x 2 茶碗 x 2 飯椀 x 2 大き目ボウル x 1 大皿 x 1 (※還元用の炭受けに使用) テストタイル x 1 <時間> 5:27 電源ON 8:24 900℃ 排気口のセラミック栓をはずす 11:18 1,125℃ セラミック栓をする ※20分ねらし 11:39 1,215℃ ※20分ねらし 12:01 1,205℃

          2024.4.6(土)くもり 本焼きNo.52(還元) Total No.89

          お買い上げ頂き有難う御座いました

          とてもうれしい! うれしい!! 以前も書いたのですが、陶芸作品のネット購入はとても難しいと感じています。 クラフトフェアなどで、対面でご購入頂くことはありましたが、 今回はじめて、知人友人以外の方が、BASEのショップからご購入下さいました!! 加えて、とてもうれしいのが、聞けば、ご自分のお誕生日のプレゼント用にご購入頂くとのこと。 本当にうれしいなぁ…。 なぜって、それはまさに、私が自分の作品にもとめる、『スペシャル感』だからだと思う。 ご飯茶碗が足りないから買い足そう

          お買い上げ頂き有難う御座いました

          2024.3.30(土)晴れ 素焼きNo.34 Total No.88

          焼成開始時気温:記録忘れ💦 焼成開始時湿度:記録忘れ💦 京赤土、半磁器土、再生土 <中身> カップ x 6 ソーサー x 3 飯椀 x 5 茶碗 x 2 オブジェ x 2 スプーン x 2 <時間> 5:56 電源ON 6:51 100℃ ※60分あぶり 8:40 200℃ ※30分あぶり 9:51 300℃ ※上蓋しめる 12:29 700℃ 焼成終了 (自然冷却) 翌 17:34 49℃ OPEN <特記事項> 3月最終週は本焼き…と言っていたが、そんなに焼くものがな

          2024.3.30(土)晴れ 素焼きNo.34 Total No.88

          片口試作

          今日は少々、陶芸をやっている方向けの内容かもしれません。 時々、備前焼の螺法という必殺技(ですよね?)を借用させてもらって作品を作っているのですが、 昨年の長沢フェスタだったと思います、通りかかった方が、 「このデザインで向こう付けに使うような背の低い片口があったらなぁ…。」 とおっしゃっていました。 流れる波形がウリの技法だと思うので、背の低い物は櫛目があまり流れないので、この技法には向かないかもしれませんね~とお話したのですが、ずっと気にはなっていて、近しい物を作れない

          2024.3.23(土)くもり 本焼きNo.51 Total No.87

          焼成開始時気温:5.8℃ 焼成開始時湿度:50% 京赤土、半磁器土。 <中身> カップ x 6 ソーサー x 4 茶碗 x 2 オブジェ x 2 テストタイル x 2 <時間> 6:01 電源ON 11:51 1,125℃ ※20分ねらし 12:12 1,215℃ ※20分ねらし 12:34 1,205℃ ※20分ねらし 12:56 1,195℃ ※20分ねらし 13:18 1,185℃ ※20分ねらし 13:40 1,175℃ ※20分ねらし 14:02 1,165℃ ※

          2024.3.23(土)くもり 本焼きNo.51 Total No.87

          推し活 狂言 山本東次郎家

          もう先週のことです。山本会別会に行ってきました。 東次郎さんが山本家をついで今年で60年だそうです。見た目は普通の小柄なおじいさんなのに、舞台の上では、立っているだけで異様な迫力があり、これが60年の重みなんだなぁ…と。いつもながらにしみじみ。 今回は、「月見座頭」という曲がとても印象的でした。 狂言は、東次郎さんの言葉を借りれば、「いつの世にも変わらない人間の愚かしさを描く心理劇」で、大爆笑とまではいかなくても、フフフフフと笑ってしまう内容が多いのですが、この「月見座頭」と

          推し活 狂言 山本東次郎家

          2024.3.16(土)晴れ 素焼きNo.33 Total No.86

          焼成開始時気温:9.6℃ 焼成開始時湿度:54% 京赤土、京白土もぐさ土Mix、半磁器土。 <中身> カップ x 9 ソーサー x 8 風鈴になるやつ x 1 茶碗 x 3 オブジェ x 4 <時間> 5:25 電源ON 6:37 100℃ ※60分あぶり 8:32 200℃ ※30分あぶり 9:42 300℃ ※上蓋しめる 10:20 400℃ 13:00 700℃ 焼成終了 (自然冷却) 翌 11:20 88℃ OPEN <特記事項> 半磁器土のお茶碗ふたつは、撥水材

          2024.3.16(土)晴れ 素焼きNo.33 Total No.86

          These pieces can be used for whatever function you feel necessary

          ちょっと間が空きました。最近は Non-functional モードです。 実用的な食器を作っているのに、時折、このようなものたち(モンスターズ、と私は呼んでいます。)が出てきてしまうのは、わたしは元来、Non-functional 向きの人間なのでしょう。ただ、日常の食器を作りたいというのも嘘ではなく、同じ形の器が100個、ずらーっと並んでいる絵などは壮観だな~と思って憧れますし、職人って呼ばれたかった。 ただ、どうも、自分は違うらしいのです。。。 アメリカで陶芸を始め

          These pieces can be used for whatever function you feel necessary

          折り畳みラックを買いました

          今日はクラフトフェアに出店する時用の折り畳みラックを購入した話しなのですが、表紙がラックの写真だと味気ないので、昨日撮ったご近所の河津桜の写真にしました。 色々なところで咲き始めましたね~。 クラフトフェア出店用に折り畳みできるラックを作ろう作ろうと、ずっと考えていたのですが、計画は遅々として進まず…ついにお金で解決💦 サイズ感も理想に近く、ア○ゾンでタイムセールだったのです。。。 通常価格だったらあきらめていたと思いますが、下👇️の4段ラックが8,784円だったので思わず

          折り畳みラックを買いました

          5:30から18:00までの成果

          <轆轤> カップx2 ソーサーx6 <削り> カップx3 ソーサーx6 <取っ手付け> カップx4 もちろん、ご飯食べたり、夕飯の買い出し行ったり、お風呂入ったりしましたが、寡作ですよね(笑 ほぼほぼ一品ものなので、10個ひいて、翌日に10個削って…という流れ作業はしておらず、ドライヤーなどを駆使しながら、その日のうちに轆轤から取っ手付けまで行ってしまうことも多いです。 工房も狭いので(2畳)流れ作業には向かないのよね…。 久しぶりに一日ずっと作業をして疲れました。 会社員

          5:30から18:00までの成果

          5:20 起きた。 ダンナさんが仕事で毎朝早く出かけるので、自主的な早起きではないけれど、今日は1日、陶芸に費やせる日曜日なので、楽しみで、目覚まし時計の鳴る30分前には目が覚めてた。 さて、やります。

          5:20 起きた。 ダンナさんが仕事で毎朝早く出かけるので、自主的な早起きではないけれど、今日は1日、陶芸に費やせる日曜日なので、楽しみで、目覚まし時計の鳴る30分前には目が覚めてた。 さて、やります。