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本日のパスタ

水曜日は天気が良ければクライミングに行く日なのですが、昨日は腰が痛いので回避。
東京国立博物館で開催中の、『中尊寺金色堂展』に行って来ました。
ダンナさんも私も仏像や日本画が大好きなので、クライミングを休んだ日は8割くらいの確率で東博に行きます。そして行くと必ず、東博の中にあるホテルオークラレストラン ゆりの木 でランチを食べるのですが…。
お値段がお手頃なこともあり、3回に一回は、私かダンナさんかどちらかが、『本日のパスタ』を注文しますが、それが必ずナポリタンなのです。そもそも、メニューに、ナポリタンの写真が本日のパスタとして載っており、『店員にお訊ね下さい。』とかではないのです。
ここでフツフツと疑問が沸いてきます。
はたして、『本日のパスタ』がナポリタン以外のことがあるのでしょうか………?
わかりません。メニューはメニューブックごと、曜日によって使い分けているのかもしれませんし、私たちが東博に行くのは決まって水曜日なのです。
他の曜日は違うパスタなのかしら…?
気になっちゃって、気になっちゃって💦

『中尊寺金色堂展』素晴らしかったです。
写真はいっさい撮れませんでしたので、購入して抱きしめるようにして帰ってきた図録から。


持国天
増長天

持国天、増長天が特に素晴らしかった。この躍動感!
金色堂の中央壇にいらっしゃる仏像11体すべてが、東博にきていらっしゃいます。是非この機会に見に行って下さい。

東京国立博物館 - 展示・催し物 総合文化展一覧 日本美術(本館) 建立900年 特別展「中尊寺金色堂」 (tnm.jp)

さてさて、陶芸。
(パスタの話で時間をくいすぎてしまった💦)
今回、東博で、芸大生の方のスライドトークを聞く機会があり、たまたま、テーマがこちらの 青木木米作 染付龍濤文提重(そめつけりゅうとうもんさげじゅう)でした。

重箱本体と持ち手の部分に釉薬のハゲがみられます。

なんとこちらの作品、重箱の角や持ち手にある釉薬のハゲは、焼成後、自ら意図的に釉薬を削り取ったものだというのです。中国の古染付ではこうした釉薬のハゲは失敗とみなされていましたが、日本の茶人たちがこのハゲを虫食いにみたてて、味わいのあるものとしたことから、その『虫食い』を忠実に真似ようとしたようです。
実用性よりも"美"を追い求めた姿を知って、はっとしました。作陶についても大きな気付きがあった一日でした。

本日もお読み頂き有難う御座います。ゆりの木の『本日のパスタ』について、ご存じの方がいらっしゃいましたらコメント下さいw

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