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自分が自分でいられること。

旅の日々で自分の心に浮かぶ思いや気づきを読み物として。僕の旅の生き方のなかで、読んでくださる方々の心に心地よい余白が生まれればいいなという願いを込めて。購読マガジンですが、すべて… もっと読む
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2020年12月の記事一覧

へっぽこお遍路日記36「僕にも自分のペースを壊すことがあります。それは誰かにお世話…

12月28日 歩いた距離29km 雨降りの夜。ちょうど止んだ朝。 夜明け前だけれど、雲の隙間から明…

へっぽこお遍路日記35「信じることができる。 そのことが持つチカラ。それは祈りのよ…

12月27日 歩いた距離32km 3つもあるわな。書きたいこと。朝と昼と夜と。 朝。昨日の夜はロ…

へっぽこお遍路日記34「大変だけれど、そこに自分なりの必然があるときに、それはしん…

いつもはすこしゆっくり目だという黒田家のみなさん、僕に合わせて早く起きてくださって美味し…

へっぽこお遍路日記33「津波に流された父親と妻、そして息子を供養するために遍路をま…

12月25日。歩いた距離28km。 めぐったお寺はゼロ おはようございます。クリスマスの朝、起き…

へっぽこお遍路日記32「体調を崩すから心配なのではなくて、自分がどこまでだったら大…

「西川さん!雨降ってるよ!」 あ、そうですかー!早いですねー!しょうがないっすね! そり…

へっぽこお遍路日記31「いつも、元気で空海さんみたいになれるように八十八ヶ所がんば…

12月23日 歩いた距離29.3km 現在地:愛媛県愛南町 さみーね。いやさみ(し)ー。なんちゃって…

へっぽこお遍路日記30「いつか僕がこの遍路を振り返るとき、こんな小さな物語が大きななにかを語るのかもしれない。」

向こうからやってくる車のドライバーの人が 「あ、お遍路さん」 「がんばっとるねー」 みたいな表情で通り過ぎていくことはよくあるんだけれど。 満面の笑みでジーッとこっちを見ながらそのドライバーさんが通り過ぎていったら、さすがに僕も、えー誰やったかいな。もしかしたらお友だちやろうか?それともお遍路さんがめちゃんこ好きな兄ちゃんやったんやろうかと思ってしまう。 それくらい濃ゆい笑顔やったなぁと思っていたその記憶が残像として薄れてくるくらいのときに、今度はさっきの白い軽トラ

へっぽこお遍路日記29「朝ごはんを食べたんか気をもんどったき、これですっきりしたわ…

睡眠時間が足りないのではなくて、寝袋から出たあとカラダが冷えていくのがおっかなくて、なか…

へっぽこお遍路日記28「あなたが微笑んでくれるだけで、僕はもう自分の存在を祝福され…

12月20日 まわった寺はゼロ 歩いた距離20km 自分ではのっそりしているつもりなの。もっと早く…

へっぽこお遍路日記27「1日のはじまりに、想像もしていなかった日を過ごしているとき…

12月19日 まわったお寺:ゼロ 歩いた距離:20km 夜の時間を過ごしながらね、 こんな1日にな…

へっぽこお遍路日記26「旅を分かち合うことができる人の存在をうらやましいとは思わな…

昨日は11時ぐらいまでかかってブログを書き上げた。早く寝ろよ!自分のことが1番大事なんだか…

へっぽこお遍路日記25【こんないい日のことを綴るのに、僕は「こんな寒いのになんで薄…

さみー!さみー!サミーソーサ!←知っている人は知っている。 僕の寝袋のスペックはマイナス1…

へっぽこお遍路日記24「真っ暗な山中の小屋で人恋しくて先輩に電話をするへっぽこへん…

5時に起きるも頭がぼーっとしてる。疲れか。はたまた昨日あれだけあさこさんにもお母さんにも…

へっぽこお遍路日記23「人のお家にお邪魔させてもらっている身なのに、会えてよかったと思っていただけるように、と思うのは勝手なのだろうか。」

12月15日 まわったお寺:35番札所青龍寺 歩いた距離:27、5km(新記録ではなかろうか!) 遍路の朝は早い、いや寒い。 昨日はトンネル手前にあるトイレのついた駐車場の東屋さんでずっと眠れずにいた。あの宗教団体のおばさまとの会話を自分のなかで消化しきれなかった、そんなわけでは全然なく、湧き水のところにある木でできた水車がキーコーキーコーと100m先まで聞こえるような音で鳴り続けていたのだ。 僕のノイズキャンセリングのイヤホンをも飛び越えて脳に響き渡るその音がまるで呪い