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【一緒に自転車をつくりあげてくれませんか?】

みなさんへのご相談とお願いです。また僕のもとに、とんでもないメッセージが届いてしまいました。今度は10年という時間が経ったばっかりに重なってしまった運命のお話です…。
こういうのをどうしてもスルーできない僕から、SNSで見守ってくださっているみなさまへのお願いになります。まずはそのストーリーからお届けします。

先日ね、徳島のとある中古の店で、とってもステキな自転車のフレームを見つけたんです。
ちょっと高いところに、埃はかぶっているけれども、とても古い、けれどきっと使われないままになっているだろう深い赤色のフレーム。そこにはVIVALOという刻印がありました。

おぉーVIVALOってあの競輪のフレームを職人さんが手づくりされていたブランドだぁ。お世話になってる自転車店RINDOW BIKEでお客さんから整備のお願いされているVIVALOの自転車を見たときに、めちゃんこかっこいいなと思っていたブランド。

憧れていたから乗りたいなぁ。けれども、それはピストと呼ばれる変速機のついていない至極シンプルな競輪用の自転車。僕はそのジャンルに触れたことがなくて、しかも売っているのはフレームだけ。自分ではどうしようもないなぁ、値段もそこそこ高いし…、とそのときは諦めてお店をあとにしました。

このときには、まだこんなたいそうなことになるなんて思いもしなかったのです。


そしてここからが、重なる運命のもうひとつのピースのお話。10年前のメッセージと今の現実がリンクするなんとまぁというお話です。

VIVALOを見つけるしばらく前、友人であり現代美術家の北澤潤からメッセージが届きました。インドネシアから一時帰国して資料の整理をしていたら、僕宛てに届いていた手紙を彼が間違って持って帰っていたものを見つけたから送ると。僕と彼は東日本大震災のあと福島県でともに復興支援活動していました。そのときに届いた手紙でした。そのときに、僕宛ての手紙が彼の荷物に紛れてしまったようでした。


その北澤くんからの手紙が、VIVALOを見つけた数日後、うちに届いたんです。そこにはこう添え書きがありました。

【西川さんへ お母さんからの手紙をなぜかぼくが長年もっていたことを謝罪致します。時を超えた手紙をお楽しみください 北澤潤】


その手紙を開いたらね。それは僕のネパール人の友人だった二ロジくんから僕宛てに送られた手紙をオカンが転送してくれたものだったの。オカンの添え書きとともに。なんとまぁインドネシア帰りの北澤潤からの手紙は、オカンからの手紙で、けれどもそれを送ってくれたのはネパール人のニロジくんというワールドワイドなめぐりかた。そこにはこうありました。日付はちょうど震災の年のものでした。2011年ですから11年前です。

手紙の封を開けると【MASAさんへ】と添え書きされたパンフレットが入っていました。
当時彼は日本で留学をしていて、自転車旅で現地で出会った僕が自転車が好きだから、きっと彼がどこかでもらったか、見つけたかしたパンフレットを送ってくれたと思うのです。

どれどれ。もしかしたら自転車をつくる職人さんの紹介かなぁ。とページを開いたときに、僕の目に飛び込んできたのは、まさかの【VIVALO】の文字でした。

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あれまーなんてこった!僕宛てに11年前に送られてきた手紙(パンフレット)が、僕がたった数日前に見かけてビビッときていた自転車のフレームと一致してしまった…。なんたる偶然。。。というか、これはもう何かのメッセージとしか思えない。自分で選んだ運命ではないけれども、この運命に自分をゆだねてみようか…。

とダメもとで再び徳島へ出向いてお店に行ったんです。

もうないかなぁ、けど無かったらなかったでそれも受け入れよう。
と自転車コーナーに足を踏み入れたら、あのときと同じ場所にそのままフレームは置いてありました。もうあとはこのメッセージから生まれる世界を見届けてあげようと思い切って、よく分からないままのフレームを買ってきました!

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ということで我が家にやってた競輪のフレーム。
ピストと呼ばれて専用パーツがたくさん必要なものです。

この度、運命と、雲のうえの誰かからのメッセージとして、僕のもとにやってきたこのフレームから自転車を完成させるために、あなたのチカラをかしていただけませんか?
メッセージのあるフレームを、思いのある人とパーツで組み上げたいのです。

具体的には、フレーム以外のパーツを提供したり、譲ってくださるかたがいらっしゃったら是非ともそのパーツで自転車を組み上げたいのです。フレームにはヘッドセットと、BB(SUGINO)が付いています。どちらもNJS規格です。エンド幅は110mmちょいなので120でも入ると思うとアドバイスいただきました。シートポストは26.8mmです。固定ギアは僕には危ないと思うので、フリーコグで組みたいと思っています。

もし僕にこのフレームのためのパーツを譲ってくださるかたがいらっしゃいましたら、是非ともコメントまたはメッセージにてご連絡いただければ幸いです。無償でもよければお返しにコーヒーを送らせていただきますし、有償でもOKなので、とにかく繋がっているかたのパーツを使って思い入れのある自転車を組みたいのです!どうかご協力よろしくお願いいたします。

組み上げについては、僕の友人のフレームビルダーAYAちゃんが協力してくれます!AYAちゃんいつもありがとう!


連絡先
masa@earthride.jp
07084896242


自分の人生を実験台にして生きているので、いただいたお金はさらなる人生の実験に使わせていただきます!