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星々の言葉覚書③ 天秤座的考察その1「好きなことを仕事にする=自分らしく生きる」ではない

天秤座的考察とは?

「好きなことを仕事にする」
という話は、「好き」という気持ちと現実的な「仕事」というバランス感覚が非常に要求されるところなので、とっても天秤座的なテーマだなと思います。

なぜか、ここら辺のテーマが、自分の周辺に漂っていたのですが、先日の満月以降、「あぁ、今、太陽が天秤座にある季節だから、その影響かもな」と意識に昇ってきて、そのテーマ周辺のことを書き留めておこうかなと思った次第です。

「好きなことを仕事にする=自分らしく生きる」ではない


自分は子供の頃、時間と場所に縛られることに恐怖感を感じていたので、大人になって仕事をしなくちゃいけなくなった時に、そうじゃない仕事をしようと思っていました。

ただそれだけで、中身は何でもよかった。社会に出る段階で、できれば自分がやりたいことが仕事になったらいいなと考えたけれど、ピタッとはまる仕事がすぐ見つかるわけがない。

自分で稼いで生活しなければいけないので、見つけられる範囲で、できそうな仕事をやってきました。

その紆余曲折の間は、原初の野望は忘れて、いろいろな欲求が湧いてくるのです。もっとお金を稼ぎたい、もっといいおうちにすみたい、海外旅行にもいきたい、勉強もしたい、資格も欲しい、あれもこれもしたい・・・と。

振り返れば、人間社会に入るということは、いらぬ欲求を掻き立てられることになるのだなと思います。

そしてワタクシこう見えて、人の影響を受けやすいとか、何かを察知しやすい傾向性もあったので、結果的におさまったセラピストというような仕事は合っているようで、そういうものに出逢えたのはよかったかと。

セラピストの仕事をやっていくと、自分が自己一致していなかったら、絶対にクライアントさんからは見透かされる、と思っていたので、だんだんと不要なものを手放していくことになりました。その結果、その仕事もあやうく手放しそうになるという、笑い話のような感じにw

なので、「自分の好きなことは何だろう」を考えすぎると、人によっては辛くなるのではないかと、「好きなことを仕事に!」の呪文を見るたびにそう感じたりします。

「こと」じゃなくて、どうありたいかを考えた方が結果的にはいいんじゃないかという気がします。

ここまで書いてから、なんですが、まあ、どっちがいいとか悪いとかは結局、二元論的世界観になるので、どっちでもいい、ってことにしておくのがよいかもしれません。

(たぶん、つづく)


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