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1日1植物スケッチ&観察後の考察

1日1植物スケッチ 20230829
アケボノソウの別角度。朝陽でコントラスト強すぎ。
10分ぐらいでササっと描く。お花が光輝いてます。

ってな感じで、1日1個描くという部活をやっています。短時間でパパっと描いて終わりでよいのですが、ついでに考察もしてみています。

昨日と今日はアケボノソウを描いています。



アケボノソウ(リンドウ科センブリ属)

本当は湿った半日陰が好きな植物ですが、近くにあった柳の木を切ったので、日当たり良いところに咲いています。日照りで辛そうだったけど、元気に咲いてくれてよかった。

花弁にある黄緑色の二つの蜜腺が特徴的で、蟻さんたちがよく乗っています。

葉が対生で、花は放射状。植物の中に内在する螺旋の動きは制御されていて、垂直に上に向かう力の強さを感じる。花の形態からは、右回りや左回りという横への方向性はなく(よく見るとどちらかに回転している花弁の形が多かったりします)、ひたすら放射する力を感じます。だからよけいに光輝いて見えるのかもしれません。

花は集散花序でとってもたくさんの花をつけるので、半日陰の森の中にあると、星がいっぱいあるように見えます。

花弁の黒っぽい点々と、蜜腺が花弁で目立っているのが特徴で、不思議な感じ。おまんはなんでそんな模様なのか?と問いたくなります。真ん中の雌蕊と子房が牛乳瓶みたいで白くてふっくらした印象なので、全体的にやさしい感じがするのかも。

引き続き、観察ついでに考察してみたいと思います。


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