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関節リウマチと共存している私②

体のあちらこちらに起こる関節の痛みと闘って2年、それがリウマチだとハッキリ診断を受けて治療を開始して6年。

最初は肩の痛みから始まった。「あぁ、私にも来たか。五十肩…」と思っていたが、3日ほどで痛みがなくなった。あの痛みは何だったのか?と不思議だった

次は手首の痛みと手指、足指の痛み。

最初に行った整形外科の先生は、私の手や足に触れもしないで、レントゲンの画像と血液検査の結果だけを見ていた。

「リウマチには気をつけて」と言われて湿布と痛み止めだけを処方された。

「気をつけて」って何?モヤモヤが消えなかった。

ある日、出先で急に足首の痛みが激しくなって、足を地面につくこともできず、一歩も歩けなくなってしまった。

幸い車に乗っていて、痛みがあるのが左足首だったので、かろうじて車の運転はできた。

やっとの思いで帰宅して、ケンケンをしながら家に入った。 
玄関からは這いつくばって、リビングに入ると、その姿に、夫と息子が「お母さん、どうしたの?!」と驚いていた。

見兼ねた夫から、「絶対リウマチだよ。専門の病院を探して行ったほうがいい」と強く言われて、ネットで探した。
後押ししてくれる家族がいてくれることが有難い🙇‍♀️🙏

車で30分かかるところに、膠原病・リウマチの専門医の方が開業されていることを知った。

初めて診察を受けた時、私の足や手を丁寧に触って診てくださった。

レントゲンや血液検査の結果を見られての言葉。

「残念ながらリウマチですね。リウマチは今はいい治療薬ができています。早期に治療を始めることが大事です。今すぐ治療開始しましょう。発症から2年というのは遅いくらいですが、ギリギリでしたね。
あなたのリウマチは暴れるタイプなので、気をつけていきましょう。
一緒に治療頑張っていきましょうね!」

最後の「一緒に頑張っていきましょう」の一言に、どれだけ励まされたことか。お医者さんの温かい励ましの一言は何よりありがたい🙏

「あぁ、このお医者さんは信頼できる」と直感で分かった。

何軒かの薬屋で薬をもらったが、どの薬屋でも「◯◯先生はいい先生ですよね」と聞かされた。

「そんなにいい先生に巡り会えたのか」と驚きだった。
「ならばこの先生を信頼して、頑張って治療していこう」と、心から思えた。

治療薬を研究して作ってくださった方にも本当に感謝となった。

お陰様で、ここ2年ぐらいは症状は落ち着いていて、関節が痛くて眠れない、パンパンに腫れて固まって動かないという日も少なくなっていた。

今はリウマトレックスは週に3錠、ステロイド剤は毎朝半錠にまで、減薬されている。

今年に入って、何故か手首足首手指の関節が赤く腫れて固まる日が増えた。

痛みには慢性になっていて、ある程度の痛みなら、胃に負担をかけるのが嫌で、痛み止めの薬を飲むのは我慢してきた。

けれど、先日は我慢できずに、久しぶりに痛み止めを飲んだ。

もうあの痛みとの戦いは繰り返したくないと強く願って、体を冷やさないように、食事も気をつけて、何より頑張りすぎない事を心がけている。

だが、ついつい調子がいいと頑張りすぎて翌日痛い目を見る😓💦

でも、花粉症持ちの私だが、ステロイドを服用しているからか、花粉症の症状がとても軽くなった🙌😆

何が幸いするやら😅という感じ…

“リウマチ君”が暴れないように🙏と祈る毎日。

寛解を目指しながら、できることは諦めたくない。
今できる事には精一杯向かいたい。

そんな思いで新しい事にも挑戦している。

頑張れ、私!
でも、頑張りすぎるな、私!
…という複雑な私の日常。



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