これまで８７記事投稿してきましたが、気がついたらINFJ関連の記事がトップ３になっていました。

つくづく、世の中のINFJについての関心度が高いことがわかりました。

たしかにネットでの検索候補をざっと見てみると

INFJ　生きづらい

INFJ　苦しい

INFJ　疲れる

といったワードが目につきます。

中には、

INFJ　助けて

なんていうのもあって、悩んでいるINFJさんの深刻さがひしひしと伝わってきます。

もちろん、どんなタイプの人だって、生きづらさを抱えて日々過ごしていることと思います。

しかし、本来INFJやHSP（※ここでは同義語として扱います）に代表されるような素質、例えば、

• 直観力が優れていて本質を見抜く力

• 人や自然に対する愛情の深さ

• 既存の常識や固定観念にとらわれないしなやか・・・・な強さ

• 世のため人のために尽くしたいという純粋な気持ち

などは持って生まれた才能ですし、これらの素質を活かして、もっともっと幸せになれるはずなのです。

それが、なんとも言えないもやもやや生きづらさを抱えてしまっている。

本当だったら自分の行く先を照らしてくれる“光”になるはずのINFJ／HSPの特性が、

“もや”となって自分のまわりを覆ってしまっているような、自分でも自分がどこにいるのか、なにがしたいのかわからなくなっている。

そんな、本来“才能”となるはずの素質が、INFJ／HSPさんにとってはまるで“障害”のように感じられてしまっているのではないでしょうか。

何より私自身が、これまで自分自身の気質をうまく活かせず、迷走したり、なんとも遠回りな人生を歩んできました。

今もそんな迷走状態から完全に脱出できたわけではありませんが、

最近ちょっと考え方が変わって生き方がラクになってきたので、今回はそれをみなさんにシェアしたいと思います。

結論から言ってしまうと、INFJ／HSPさんがラクに生きられるコツとして、

自分軸で生きる

ということが大事になってくるかと思います。

―え？自分軸が大事なのはもう知ってるし。

―それでも人に振り回されたり、自分のしたことに自己嫌悪になったりするからつらいんじゃん…。

と、思われたかもしれません。

はい、おっしゃる通りだと思います。

私自身、直近２年間の日記を読み返したところ、ほぼ当時一緒に働いていた人たちに関連することばかりの内容で、

どんだけ家に帰っても人の事考えてんのと、自分でドン引きしてしまいました。

直観力や洞察力があるというのは、人のことがよくわかるということです。

“この人のこういうところ、直したらもっとよくなるのに。”

“あの人の考え方、別の角度を取り入れたらもっとうまくいくのに。”

ついつい、そう思ってしまいます。

また、そのせいで自分に被害が及んでしまう場面に遭遇するとなおさら、

“あの人ってなんでああなの？？”と、イライラしてしまい、家に帰ってもそのことばかりにとらわれてしまうことがあります。

しかし、INFJ／HSPさんは本来、デキる人たちなのです。とても優秀な人たちなのです。

それでいて優しさも兼ね備えているので、本来は“控えめに言って最高で最強”なタイプの人たちなのです。

ただ、上記でご紹介した、

• 直観力が優れていて本質を見抜く力

• 人や自然に対する愛情の深さ

• 既存の常識や固定観念にとらわれないしなやか・・・・な強さ

• 世のため人のために尽くしたいという純粋な気持ち

これらの能力を他人に使ってしまう・・・・・・・・・と、INFJ／HSPさんはメンタル・体力共に消耗し、疲れてしまいます。

自分軸というのは、これらの資質をまず真っ先に自分に使うということです。

まずは、自分の持って生まれた能力を、自分を幸せにするために使うのです。

ちょっと、詳しく見ていきます。

• 直観力が優れていて本質を見抜く力

というのはつまり、自己内省をする、自分のやりたいことに向き合う力があると言えます。

他人の本質を見抜きやすいということは、自分の本質に気づきやすいということです。

INFJ／HSPさんは、本当は自分が何をしたいのか、人生の目的やゴールを見つめることが、他のタイプの人よりもずっと上手なのです。

また、過去の傷や挫折経験と向き合うことで、“インナーチャイルド”に寄り添ったり、癒すことも得意です。

• 人や自然に対する愛情の深さ

ほんのささやかな人との交流でも満足感や幸福感を得られたり、

自然の中で簡単にリフレッシュしたり癒されたりすることができるのが、INFJ／HSPの特徴と言えます。

その反面、愛情が深いがゆえに人に振り回されたり、想定したことが起こらない現実にショックを受けてしまうこともありますが、

あくまでも視点を自分に集中させ自分軸を保った状態でいると、人や自然と関わることを純粋に楽しめたり、自分の活力につなげることができます。

自分の心を何よりもまず平和で穏やかな状態にすることで、まわりの人との何気ない会話などから、深い幸せや感動を味わうことができるのです。

• 既存の常識や固定観念にとらわれないしなやかな強さ

想像力が豊かで柔軟性があるINFJ／HSPさんは、多様性に対する理解があります。

それは裏を返すと、唯一無二でユニークな存在の自分に対して理解があると言えます。

そして、その自分のユニークさや独自に持つ感性を大事にし、それを表現したり発展させていく力強さも持ち合わせています。

誰もやっていない、常識では考えられない、といったことを軽々とやっけてのけるほどのポテンシャルが、INFJ／HSPさんにはあるのです。

• 世のため人のために尽くしたいという純粋な気持ち

INFJ／HSPさんは、自分だけが幸せでも心は満たされません。

自分もまわりも幸せになって初めて、深い幸福感を得ることができます。

ただ、自分の心が満たされていない状態で世のため人のためにと思っても、うまくいきません。

まずは自分の心を満たすこと。これを第一に考える必要があります。

心配しなくても、INFJ／HSPさんはとっても愛情深いので、自分を満たしているようでも、その愛情はいずれあふれ出るようになります。

そのあふれた分を、“おすそ分け”という形で世のため人のために使って行けばいいのです。

INFJ／HSPとしていまいち生きづらい…という方は、まずはその持って生まれた能力を、自分自身の心を満たすために使っていきましょう。

INFJ／HSPさんは、優しすぎるところがあります。けれど、自分を犠牲にした優しさは、本当の優しさではありません。

あなたは、あなたを幸せにしていいのです。まず誰よりも何よりも、あなたを幸せにする権利があるのです。

『○○したいな！…けど、××だと思われるかな…。△△に見られたらどうしよう。』

ではないのです。

『私は私のやりたいようにやるんで✋むしろそっちが合わせるべきなんですけど？』

くらいの勢いでいいのです。

もちろん、自分の意見を押し通そうとしたり、自分勝手に振る舞うべきではありませんが、生きていると、どうしたって人と合わない部分は出てきます。

そんなときは、相手には相手の考えがあるんだなと思いつつ、自分は自分のやりたいことを尊重していっていいのです。

人の顔色をうかがったり、また人の課題にまで踏み込む必要はありません。

私はこれまでずっと、その特性からまるで、“人のスマホをのぞいているようなマインド”で生きてきました。

そのせいで、肝心の自分のスマホの画面に何が映っているのか、よくわかっていませんでした。

そんな自分は本当は何を見たいのかわからない状態のまま、生きてきてしまいました。

ただ、自分軸を徹底的に取り込むことで、少しずつではありますが人生が変わってきました。

今は、となりにいる人がどんなスマホの画面を覗いているのか気にはなりつつも、

自分のスマホをちゃんと目の前に取り出して、集中して使うことができるようになりました。

INFJ／HSPさんは、ぜひまずは自分を幸せにしてあげて下さい。

自分で自分を幸せにしていいんです。

自分が誰よりもまず第一に、幸せになっていいんです。

どうしてもそう思えないなら、なんかnoteの記事にそんなようなことが書いてあったなと思い出してもらって、ぜひ自分を優先して過ごして下さい。

そうすれば、やがて生きづらさから脱却できる道筋が見えてくるのではないかと、私は思っています。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

INFJ／HSPさんに幸あれ！！＼(・´з`・)／💓

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