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磨くってなんだろう

向上心の強い人、上昇志向の人、成功したい人は、情報を集める中で「磨く」という言葉に良く出会うと思います。
「人間性を磨きましょう」
「技術を磨きましょう」
「靴を磨きましょう」

でも一体、「磨く」ってどういう意味なのでしょうか。靴を磨くなら解ります、靴を何かでゴシゴシすればいいというわけですから。でも、人間性なんて目にも見えないし実態もないし、何でゴシゴシしたらいいかも解りません。
今日は、そんな良くわからない言葉「磨く」について、小さい頃からの夢を叶えて24歳で1500万円稼げるようになった僕が考えてきたことを整理してみようと思います。


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物理的な磨く

では身近で簡単なところから考えてみたいと思います。皆さん、毎日歯を磨きますよね。それって具体的に何をしているか言葉に出来ますか?
僕なりに言葉にしてみると、「ある範囲を決めて何度も繰り返し同じ作業を行うことで、細かい汚れを落とすこと」ということになります。上の歯を全部一気にワンストロークで磨こうとする人はいないし、一度歯ブラシを滑らせただけで終わりにする人もいないですよね。しかも、歯磨きで取れるのは目には見えにくい小さな汚れです。それでも、何度もゴシゴシしているといつの間にかピカピカになっている。磨くってそういう行為だと思うんです。

小学校の図工や、中学校の美術で、木片をやすりで磨いてピカピカにした経験ってありませんか?少しずつ番手を上げていって滑らかに、ツルツルにしていく経験をした方も少なくないんじゃないかと思います。あれも、範囲を決めて何度も同じ作業を繰り返すことで綺麗にしていますよね。

形のないものを磨くには

ということで、物理的な「磨く」については何となく言語化出来ました。
それでは、人間性やスキルなど目に見えない、実態のないものを磨くには何をどうすればいいんでしょうか。

実は、形のないものにもさっき言語化した「磨く」の定義を当てはめることが出来ます。少し言い回しを変えて「ある範囲を決めて何度も同じ作業を繰り返すことで、向上させること」としてみましょう。

つまり、何かを磨こうと思ったら、漠然と闇雲に行動するのではなく、自分で範囲を決めて、何度も繰り返すことで磨けるはずだということです。例えば、人間性を磨こうと思ったら「あいさつ」とか「時間を守る」とか「身だしなみ」とか何か一つ決めて、それをひたすらやることが必要なんだと思います。その範囲を少しずつ変えたり、増やしていったりすることであなたの人間性やスキルは大きく向上していくでしょう。

例えば、僕は中学から高校にかけて毎日トイレ掃除と靴並べをやっていました。毎日やっていくことで少しずつ綺麗になっていくし、同じ作業を毎日繰り返すことで何か得られるものがあったと思っています。
実用的なところでいうと、毎日ブラインドタッチの練習をしたり、ショートカットキーを一つずつ覚えてみたり、オフィスのデスクを仕事終わりに毎日整理してみたり、何度もやることで見えてくるものがあると思います。

まとめ

今日は、成長に欠かせない「磨く」という言葉について考えてみましたが、どうでしょうか。納得していただけたでしょうか。普段当たり前のように使っている言葉でも、こうやって改めて考えてみると、頭の中がクリアになってやるべきことが明確なると思うのでおすすめです。ぜひ一度、「磨く」ということについて自分なりに考えてみてください。

実はこの「磨く」の考え方は僕のモットーである「微に入り細を穿つ」とも密接に関わっていて、一つ一つを磨いてくことで「微に入り細を穿つ」を体現できるようになると思っています。

自分の人生を良くするために出来ることは意外と限られていて、しかも簡単に出来ることが多いです。でも、その簡単なことをしっかり続けていくことで次のより高いステージに少しずつ登っていくことができるのかな、と思います。もしこの記事を読んで納得していただけたら、ぜひ何かを「磨いて」みてもらえると嬉しいです。

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